日々の覚書



2000年
2月27日(日)

 ライブが終わって一週間、気が抜けてるかと思いきやそうでもなく、バタバタしてるうちに時間は過ぎていってしまうのであった。ホームページの更新も仲々進んでないし、リンク集も作らにゃいかんのに遅れてるし...。他にもすることあって、何も進まなかったりすると焦ってしまう。焦るばかりで何も進まない、というのが一番良くないのだが。

 今回金・土・日と3連休(金は有休)だったが、3日も休むと会社へ行くのが嫌になる。こればかりは昔から直ってない。日曜日の夜は特にそう感じる。高校2年の時、月曜日に大嫌いな物理と化学の授業があって、あの頃日曜の夜になると胃が痛むような思いをしたものだ。月曜日は憂鬱だったな。丁度その頃、ブームタウン・ラッツの「哀愁のマンディ」が流行っていて、妙に共感していた。あれから20年たっても、相変わらず日曜の夜に「哀愁のマンディ」を思い出している。全く進歩してない。

 I don’t like Mondays...



2月16日(水)

 ライブまであと4日となった。結構ワクワクしている。

 こないだの日曜日、「特命リサーチ2000」というテレビ番組で、若年性痴呆症のことを取り上げていた。痴呆というのは、老人の病気という訳ではなく、30代でも発症することがあるのだそうだ。予告編を見て、他人事とは思えずつい本編も見てしまった。番組では、40才男と37才女の例を紹介していた。二人とも、働き盛りで仕事一筋の生活だったが、ある時から物忘れがひどくなり、集中力も落ちてきて仕事上の失敗も多くなってきたので、検査をして貰った所、痴呆と診断されたのだそうだ。二人はいわゆるアルツハイマーの症状はなく、脳内の血管が破壊されたりといったこともなく、廃用性痴呆というものに該当するらしい。初めて聞く言葉だが、つまり脳も筋肉と一緒で、使わなければ衰えていく。脳が衰えると、情報伝達力、記憶力、判断力などが除々に低下して痴呆になる、とこういうことらしい。前述の二人は、仕事をバリバリこなしていた訳で、当然脳も使っていただろう、と思われがちだが、仕事で使う脳は主に左脳で、左脳ばっか使ってると右脳が衰える、だから両方の脳をバランス良く使わないといけない、のだそうだ。仕事ばかりでも、遊んでばかりでも、良くないということなのである。

 この廃用性痴呆というやつ、アルツハイマーあたりと違って、直すことが出来るし、予防することも出来るらしい。それを聞いてやっと安心したけど、とにかく脳に刺激を与えること、これが大事なのだそうだ。仕事の他に、趣味を持つ、常に人と接する、などということは呆けない為にとても大事だという訳である。また、足を使うことも大事らしい。足を使うと、血の巡りが良くなるのだ。いや、とても勉強になった。

 さすがに僕も呆けるのは怖い。そうならない為にも、常に脳を刺激し、よく歩くべきである。決して難しいことではないので、誰にでも実践できる。脳への刺激、というのは美しい物を見て美しいと感じるだけでもいいのだそうだ。何も感じないのがいけないのだ。だから、町で美人を見て「きれいだなあ」と思うことは、脳の為にとてもいいことである。

 幸い僕は趣味をいくつか持っているので、余暇には趣味に熱中することで、痴呆を防げるかもしれない、と思うと希望が湧いてきた。もっとも、普段ろくに仕事してないので、趣味はほどほど、もっと仕事に没頭した方が、僕の場合脳にとってはいいことなのかもしれない。



2月11日(金)

 またしばらく更新をサボってしまった。書きたいことは結構あるんだけど、思いついたらその場で書いてしまわないとそれっきりになってしまう。外歩いてて思いつくこともあるし、忘れるといけないからメモでもとることにしようか(笑)。

 今週は最低の週で、ほんと碌なことがなかった。友人にメールで愚痴ったりしたが、実は落ち込んだりしているのである。全て仕事絡みなんだけど。こういう精神状態で週末を迎えるのって最悪だ。月曜日が来なければいい、なんて思ってしまう。ライブももうすぐだし、なんとかテンションを上げるよう努力せねば。しかし、公と私というのはほんとに表裏一体で、どちらかがうまくいってないとすごく影響する。両方が充実しないと、人生楽しくないのだな。

 ホームページをアップして三ヶ月足らずだが、他のホームページから書き込み等見てアクセスして来てくれる人も増えて、最近嬉しい。見てくれる人がいてこそのホームページだし、確かに大変だけど、更新もマメにしようと改めて誓う僕なのでした(笑)。



1月23日(日)

 何と、僕の持っているCDがついに700枚となった。初めてCDを買ってから、約12年と三ヶ月、よく集めたなと感心する。まあ、世間には僕のなど比較にならない膨大なコレクションを誇る人もいるから、700枚という数字なぞ大したことないのだろうが。ちなみに、栄えある700枚目は「Lights Out/UFO」でした。何で今さらUFOなんだ、という人もいるだろうけど、僕もUFOのレコードは初めて買った。興味はあったけど、きっかけを逃してしまって何十年、という経験は誰にでもあるのでは。いゃ〜、とてもいいアルバムでした。満足です。

 ついでなので、100番毎に僕のCDを紹介します。

 ・100 YONINBAYASHILIVEFULLHOUSEMATINEE/四人囃子
 ・200 Peter Gabriel/Peter Gabriel
 ・300 An Evening With The Allman Brothers Band 1st Set
 ・400 Homebelly Groove/Spin Doctors
 ・500 Slang/Def Leppard
 ・600 Be Here Now/Oasis
 ・700 Lights Out/UFO

 一貫してるような、そうでないような、って感じ。僕は一度買ったCDは売ったりしない主義なので、今後も増え続けていくのだろう。ま、去年1000枚収納可能なCDラックを買ったんで、当面の置き場所は確保できた。これからも、いい音楽を聴き続けたいものだ。



1月21日(金)

 実は僕はもう25年近くも、FMfanという雑誌を読み続けている。初めて買ったのが中学生の時だったのだが、FMの番組表目当てで買ってたのは最初の4〜5年で、それ以降はずっと音楽情報誌として読んでいる。僕にとってはとても重用な情報源なのである。毎号楽しみにしてたのは、新譜紹介(湯川れい子、大貫憲章といった重鎮が原稿を書いている)とビルボードのヒットチャートである。特に、ビルボードの方は毎年この時期になると年間TOP100を掲載するので、ヒットチャート好きの僕は喜んでいたのである。

 所が、ここ数年、その年間チャートさっぱり喜べない。知らない曲やアーティストが多すぎるのだ。最新号に載っている99年度年間チャートでも、シングル年間TOP10のうち知ってる乃至聴いたことある曲はたった4曲。ちなみにその4曲とは「No Scrubs/TLC(年間2位)」、「...Baby One More Time/Britney Spears(年間5位)」、「Kiss Me/Sixpence None The Richer(年間6位)」、「Livin’ La Vida Loca/Ricky Martin(年間10位)」 以上である。

 あと、年間トップアーティストというのもあって、TOP10の中にも知らない人達がいる。シュガー・レイとか98ディグリーズとか名前さえ知らなかった。アメリカではそんなに売れてたのか。チャートに目を通してはいても、全然分からなかった。TOP10でさえこうであるから、それ以下になると分かんないのばっか。もっとも、アーティスト毎の解説によると、ヒップポップ、ラップ系がやたら多く、その手には疎い僕が知らないのも無理はないかもしれないが、それにしても知らな過ぎる。ま、ヒットしててもヒップポップを聴こうとは思わないが。

 しかし、最新のものを知らないと、やはり遅れていると思う。ロックは常に一番新しい作品が一番重要である、と言ったのは渋谷陽一だが、新しい物に興味を持つ感覚を維持したいと常に僕は思っているので、少しは知らないと自分としてはヤバいのだ。確かに、新しければいいってもんじゃないけど。

 少しは、FMでも聴く時間を作った方がいいのかな、と思いつつもヒップポップは好きになれない。最近のロックバンドもいいメロデイやカッコいいリフが少ない。結局、おじさんなのかと感じてしまう今日この頃なのである。



1月17日(月)

 なんとここの更新は今年に入って初めて。しかし、今年は暖かい。先週から出張で、福島、仙台、青森、長野、甲府等々廻って来たが、どこも思った程寒くなかった。雪があったのは青森だけで、それでも例年に比べるとかなり少なかった。土地の人は皆、雪が少ないことを喜んでいるようで、スキー場だけに降ってればいい、なんて言ってる。毎年、雪と格闘する生活を続けていれば、いくら慣れたとはいえ、雪なんてたくさんだ、という気にもなるだろう。

 雪といえば、関東地方は2年に一回大雪が降ることになっており、今年は雪が降る年だ。また、パニックになるのだろう。都会の奴らはだらしない、と雪国の人にまた言われてしまう。鉄道にせよ何にせよ、以前のことが教訓にならないのだろうか。喉元過ぎれば何とやら、というが本当だ。大雪でも救いは、比較的週末に降るケースが多いこと。ここ10年で思い出してみると、1990年金曜日、1992年土曜日、1994年土曜日、1996年土曜日、1998年木曜日、と要するにサラリーマンにとっては会社へ行かなくてもいい日に降ることが多いので、少しはましなのではないか。ちなみに、もうひとつの傾向として、バレンタインの頃に降ることが多かったようにも記憶している。

 ま、僕の記憶なので怪しいかも。詳しく覚えている人がいたら、教えて下さい。



1999年
12月31日(金)

 ついに大晦日になってしまった。明日はもう2000年である。今年は僕個人にとっては、バンドやらアメリカ旅行やら横浜FCの試合やらで、仲々充実した一年だった。ホームページも始めたし。来年もこの調子で過ごせれば、と思う。

 所で、今朝の新聞によると、あのジョージ・ハリスンが自宅で強盗に刺されたらしい。命には別状ないとはいうものの、またかと思ってしまった。ここしばらく、洋楽好きの人なら有名ミュージシャンの訃報が続いていることに気づいたであろう。リック・ダンコ、スキャットマン・ジョン、グローバー・ワシントンJr.、カーティス・メイフィールド....。ジョージの一件で、僕と同じようにまたか、と思った人も多いだろう。功成り名遂げた人の訃報が新聞の片隅にひっそりと載る、というのはやはり寂しいものだ。改めて上記の方々の冥福をお祈り致します。

 それにしてもジョージ・ハリスン、ここ10年程新作を出してない(日本のライブ除く)。来年は何とか新作を。期待してます。



12月22日(水)

 今年も残り10日を切ってしまった。メディアでは、今年の十大ニュースなどの企画で今年を振り返っているので、僕も自分なりに1999年を振り返ってみよう。
という訳で、僕の今年のベストシングル5です。

  1.LOVEマシーン/モーニング娘。
  2.Let yourself go,Let myself go/Dragon Ash
  3.Shake/Double
  4.本能/椎名林檎
  5.Sunny Day Sunday/センチメンタル・バス

 こんな所です。ヒッキーがないじゃないか、なんて怒らないで下さい。趣味の問題ですので。ちなみに、僕は一説では800万枚売れたという宇多田ヒカルのアルバムを聴いてないのです。へそ曲がりという訳ではなく、単にあの手の音楽は好きではない、というただそれだけの理由なんだけど。

 来年は洋楽でグッとくる新人に出て来て欲しい、と洋楽ファンである僕は思うのである。今年はタル・バックマンとルシンダ・ウィリアムスくらいだったもんな。



12月18日(土)

 前回より二週間、まだまだ完成には程遠いが何とか体裁だけは整った。今週プロバイダーに登録して、サーバにファイルを転送したので、ついにweb上に自分のホームページが誕生した。感激の瞬間だった。反省点はたくさんある(例えば、音が鳴り出すのが遅い、とか、行間が開きすぎ、とか)が、とにかく、嬉しい。ホームページを持つなんて有名人になった気分だ。まだ、人には知らせてないが、早く見て貰えるようにしなくては。「名盤100選」なんて完成まで相当時間かかりそう。何時出来るのだろう。ま、とにかく正月返上で頑張ろう。どうせ、正月は緊急電話受付で外出しないのだから、時間はたっぷりあるだろう。



12月4日(土)

 なんとなく、ホームページらしいものができた。HTML言語もろくに知らない僕のような素人でも、それらしい物が作れるのだから、ソフトの力は偉大だ。しかし、やはり素人他の人たちのホームページのように、絵を動かしたり、文字を反転させたり、という芸当はとてもとても。まだまた勉強が必要だ。とにかく、一日でも早く、体裁を整えて、ブロバイダーに登録しよう。このホームページがwebに載るなんて、想像するだけでもワクワクする。


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