日々の覚書
2000年
7月27日(木)
今日ちょっとショッキングな出来事があった。自分の髪の毛の中に白髪を発見したのだ。一本だけだけど。確かに30代後半ともなれば仕方ないのだが、実はうちは代々ハゲる家系で、僕も20代の頃からその兆候があり、実際かなり髪が薄くなっている。ここ10年近く毎晩育毛剤の世話になっているくらいなのである。だけど、一般的にはハゲは白髪にはならないはずではないのか? 事実僕の父は髪はほとんどないが、黒々としている。なのに僕には白髪が発見された(くどいようだが一本だけ)。何故だ? ハゲ+白髪なんて不幸のダブルパンチではないか、これで中年太りにでもなったら正に三重苦。これはちょっとひどいと思いませんか? 生まれてこの方悪いことなど何もしてないのに。この世に神も仏もあるもんか、と思うのはこういう時だ。よって、僕は無神論者である。
7月26日(水)
御存知の方も多いと思うが、今年の春先にバリアフリー法なるものが制定された。これは何かというと、一定規模以上の駅やビルなどの公共施設には必ずエスカレーター、エレベーターなどを設置しなければいけない、というものらしい(間違ってたらごめんなさい)。法律で謳っている以上、設置しなければ罰せられるのだろう。だから、最近あちこちの駅でエレベーター設置工事などをやって、利用者に迷惑をかけているのだ。
僕は通勤でJRと横浜市営地下鉄を使っている。その地下鉄でいつも僕が降りる駅、つまり勤務先の最寄り駅で、今年の春頃からエレベーター設置工事が始まり、随分構内が狭くなったような気がする。この駅は昔から階段の他エスカレーターが設置されており、法律が出来たからといってわざわざエレベーターを設置する必要はないはずなのだが、何故か工事をしている。ホームから一気に地上へ出てしまおうというのだろうか、怠慢な。そうやって足を使わないから、弱っていくのだ。僕なんかエスカレーターすら使ったことがない(自慢?)。断言してもいいが、このエレベーターを使うのはきっと若い連中、それも高校生やOLであろう。
所で、今度JR横浜駅でもエレベーターの設置工事が始まった。僕はいつも横浜駅のJR西口改札を通っているのだが、ある時帰ろうとして改札を通過したら、なんだか雰囲気が違う。JR西口は改札を入ると、手前から奥に向かって横須賀線、東海道線・上り、東海道線・下り、京浜東北線、の順にホームへ上がる階段が並んでおり、僕は東海道線・下りに乗って帰るので、3番目の階段を昇っていく訳だ。所がその日は、なんと東海道線・上りの階段と下りの階段の間に通路が出来ていた。そして、京浜東北線の階段が壁でふさがれていたのだ。新しく出来た通路は京浜東北線のホームへ行く為のものらしい。よって、いつも昇っていた東海道線・下りの階段は改札から4番目になってしまったのである。一番端っこになってしまったのだ。長い間に慣れきっていた為、つい3番目つまり京浜東北線への通路に入ってしまいそうになる。気づいて端っこの階段を昇るのだが、端っこにあるというだけで物凄い違和感を感じる。いつになったら慣れるのだろう。僕は元々自分の周囲の環境を変えたくないタイプなので(だから、部屋の模様替えなんてしたことない)、すごく困るのだ、今までと違う、というのは。
早く工事を終わらせて、元に戻して欲しい。でも、その時には慣れてしまってるんだろうな。
7月21日(金)
またもや更新をサボってしまった。あっという間に7月も3分の1が終わっている。
ちょっとした近況など....。
一昨日、つまり19日の水曜日に神宮球場へヤクルトvs中日を見に行ってきた。この日の昼過ぎに急遽行く事が決まったのだが(熱烈なドラファンがいるのだ)、はっきり言って僕は神宮をナメていた。外野席ならいつ行っても席が空いているだろう、と思っていたのだ。甘かった。プレイボールの約40分後に球場に到着した時には、外野自由席はほぼ満席だった。中日ファンって、東京にも意外といるのだな。試合はヤクルトの一方的勝利に終わったが(例のドラファンの友人は観戦試合の勝率は10割だったそうだが、ついに記録は途切れた)、ビールを飲みながら楽しく過ごせた。周りもいい雰囲気で、皆試合を楽しんでいた。ふと、去年アメリカはクリープランドでインディアンズvsブリューワーズを見た時のことを思い出してしまった。ただ、球場の雰囲気は良かったけど、ビールや弁当がやはり高いと思う。セコいけど、もう少し何とかならんかな。
4月にダビングしてあった『セレブリティ』をやっと昨日見た。もちろん、ウィノナが出演してるから見たのだが、結構面白かった、というのが正直な感想。この映画、ウディ・アレン監督作品で、全編モノクロ、ウィノナの他ディカプリオも出てて、しかもチョイ役という大胆な使い方をしていた。当然、ウィノナも脇役なのだ。でも相変わらず素敵だった。ウィノナの映画は本当にはずれが少ない。『セレブリティ』も非常に変わった印象を受ける映画だけど、この先何度も見たくなるタイプだろう。ウィノナの映画はこういうのが多い。コアな映画ファンに受ける、ってヤツ。アクションSFX大作とかいうのにはまず出ないから、一般には受けにくいのだ。最近、日本のテレビCMにも出てるが、ウィノナだと分かる人は少ないだろうな。でも、またそこが魅力なのだ。ウィノナの次回作は『17歳のカルテ』、内容はまだ知りません。今度こそは、劇場へ見に行きたいものだ。
7月2日(日)
いよいよ7月になってしまった。2000年も半分過ぎた訳だ。これで、ふと気がつくと師走になっているのだろう。ほんとに年取ると時間が経つのが早い。
まだ梅雨明け宣言は出ていないはずだが、昨日・今日とすっかり真夏になってしまったような暑さだ。昨夜はついにエアコンを作動させてしまった。今年は猛暑だそうだが、本当だろうか。僕の記憶に間違いなければ、1994年と1995年の夏は2年続けて猛暑だったような気がする。最高気温36〜7度という日が毎日のように続いていた。それ以降はいわゆる平年並みの夏が続いていたので、猛暑となると5年振りということか。体力つけとかないと、乗り切れない。メニューにのってるカロリーは気にせず、皆さんしっかり食べましょう。
話は違うが、最近横須賀にアメリカの空母でも寄港しているのだろうか。ここんとこ、戦闘機がよく飛んでいてうるさいったらありゃしない。横須賀から厚木基地へ飛んでいくのだろうが、我が家はその経路にあたるので、真上を戦闘機が飛ぶのである。実にうるさい。窓閉めても効果はほとんどなし。暑いので、よけいイライラする。この点において、僕は米軍の横須賀寄港に反対である。
6月27日(火)
昨日触れた東京中日スポーツのクイーンに関する記事と一緒に掲載されていた写真がこれです。 ↓

個性的なファッションも話題だった、なんて書かれてもねぇ....(笑)
6月26日(月)
早いもので、もうすぐ7月だ。西暦2000年も半分が終わろうとしている。
目のレーザー治療をしたことをここでレポートしたこともあり、色々な人に「目は大丈夫ですか?」と聞かれる。皆さん、気にかけて下さって大変ありがたいのだが、中には物凄い大手術をしたかのように思っておられる方もいる。レーザー治療→角膜→網膜剥離→辰吉丈一郎→ボクシング、という連想をして「頭でも打ったのか?」と言う人もいるし、「酒を飲んでも平気か?」と言う人、「視力良くなった?」と勘違いしてる人、色々な人がいる。誤解のない様、ここでもう一度言いますが、レーザー治療で目は良くなりません。それから、治療はすぐ終わって日常生活には何の変化も影響もないです。網膜剥離になった訳ではなく、ほっとくと網膜剥離になるかもしれないので、予防の為にレーザー治療をしたのです。ほんと、大した事ないのですよ。言葉が足りなくて申し訳ありません。どうぞご心配なさらずに。
話変わって、今朝の東京中日スポーツの芸能欄に「今、何故、クイーンなのか」という囲み記事が載っていた。何でも、最近日本でのクイーン人気が再燃しており、TVCMで曲が使われたりすることもあって、ここんとこ「グレイテスト・ヒッツ」が毎月10000枚前後出荷されているのだそうだ。日本のクイーンのコピーバンド、GUEENのライブも盛況だとか。こりゃ、すごいことだ。まるでビートルズかカーペンターズ並みの扱いである。CM効果もあり、若い世代のファンを着実に増やしているらしい。記事の本文中にかつてミュージックライフの編集部にいた女性のコメントが載っていたが、これは無視しましょう(笑)。とにかく、クイーンが今だに新しいファンを増やし続けている、というのは古くからのファンとしてとても嬉しい。立派なエバーグリーンだ。願わくば若人諸君、「グレイテスト・ヒッツ」だけで満足せず、オリジナルアルバムも順に聴くように。損はしないよ。
この記事、本文はともかく、掲載されていたクイーンの写真がなんと「ブレイク・フリー」のビデオクリップのものだった。あの、クイーンが女装した例のヤツである。知らない人が見たら、絶対勘違いすると思うのだが.....。
6月10日(土)
今日から入梅だそうだ。ということは、梅雨入りしたと言うことか。早速、今雨が降っていて、明日も雨らしい。
雨、といえば妙な連想なのだが、今週号の「週刊文春」に30代男の夜尿症が急増している、という記事があった。要するにおねしょである。理由は、肉体的なものや精神的なものなど様々だそうだが、大の大人が理由はともあれ、おねしょをしてしまうのである。変な時代になったものだと思わざるを得ない。僕も年齢的にはその予備軍なので、安心はしていられないのだが。
おねしょ、といえば僕は幼稚園の頃までしていたような記憶がある。大概夢を見ていて、その夢というのがひたすらトイレを探して走り回るという物で、やっと便器に向かって放尿した瞬間、目を覚まして実際に布団の中にしてしまった事に気づく、といういつも同じパターンだった。気づいた時の「しまった!」という気持ちと放尿した瞬間の快感は、今でも思い出せる。でも、あのおねしょをしてしまった時の罪悪感というか、自己嫌悪というか、とにかく嫌だったなぁ。あんな思いは二度としたくないと思う。しちゃいけない、という気持ちが次のおねしょを呼ぶんだろうな。
夜尿症で悩む皆さん、せめて罪悪感を持たないようにしましょう。開き直った方が却って克服につながるかもしれないですよ。
6月1日(木)
一週間の御無沙汰です。
今日、会社を休んで眼科へ行き、レーザー治療を受けてきた。予告通り、初体験のレーザー治療の模様をレポートします。
最初にレーザー治療とは何か、どんな事をするのか説明しておかないと、よく分からない人もいるだろう。しかし、ここではスペースの都合上割愛するので、よく分からない方はこちらをご覧下さい。眼科で貰ったレーザー治療の説明の写しが見れます。
今日の治療の予約時間は15:15だったのだが、30分前に眼科に到着した。かなり気合いが入っていたようだ(笑)。受付を済ませ、まず眼圧を測った。過去2回来た時も測っているのだが、機械にアゴを乗せて顔を固定し、眼球に風を吹き付けるのだ。風が眼球に当たると思わず目を閉じてしまうが、そこで「はい、結構です」と言われて測定おしまい。何の為にやっているのかよく分からない。特に説明もないし、風が当たってから目を閉じるまでの時間を測るのだろうか。遅いと何か問題ある、とか。う〜ん、謎だ。次行く時、勇気を出して聞いてみよう。
続いてまた例の目薬をさした。先週も経験した、あの瞳孔が開きっ放しになるやつだ。今回、レーザー治療するのは右目なので、目薬も右目だけだったのだが、左は普通に見えて右はぼやける、というのはまずいのではないだろうか、と思った(その危惧は後で的中する)。さて、時間をおいて2回も目薬をさし、待っていたが一向に治療が始まる気配がない。どうも、患者と思ったらセールスが結構来ていて、その相手をしているらしい。営業の連中もちっとは考えろよな。などとブツクサ言っている内にやっと名前を呼ばれて診察室へ。予約時間より30分過ぎていた。
治療の前に先生から説明があり、その後痛み止めと称してまた目薬だ。そして機械に顔を固定し(レーザーの機械は健康診断などで視力を測る機械と同じような形をしている)、いよいよかと緊張の一瞬、先生が「出来るだけ目を見開いて下さい」と言うので、目を大きく開けたらいきなり右目に小さな筒のようなものを押し込まれた。別に痛くはなかったが。そして、「では、始めます」の声のあと、ウィ〜ンと機械の動く音がしたと思ったら、視界が閃光に包まれた。目の前で緑の光が光ったり消えたりしている。「痛くないですよね」と聞かれたので、「少し」と言ったら「眼球の近くなので少しは痛みます。なんでもありませんので、我慢して下さい」と先生の声。実際、光が目に写ると眼球を手で抑えたような軽い痛みが走る。そうこうしている内に、緑が光ったり消えたりを10回程繰り返して、治療は終了。時間にして5分くらいだった。
終わってしばらくは目の前が先程の残像でピンク色になっていた。それ以外は大したことなく終わってしまった、という印象。当分激しい運動はしないこと、2週間ほどしたら術後チェックをするので来院すること、と先生に言われ部屋をあとにした。そして、会計。18860円かそこいらで済み、事前に聞いていたのより随分安い。脅かされていたのだろうか。
という事で、初体験のレーザー治療は無事終了した。すぐ終わってしまったので、レポートも書く事が少なくて申し訳ないです(それでも、結構長い)。
現在、夜の10時になろうとしているが、目薬のせいで右目がまだ変だ。
5月25日(木)
久々の覚書の更新である。他でも少し触れたが、ここんとこ目の調子が悪く、30分もパソコンに向かうと目が痛くなってしまう状態だったので、更新は全然出来なかった。ようやく良くなってきたので、少しづつ再開することにします。ここも、心機一転背景を変えました。新企画も中断してたけど、これからまた頑張ろう。
その目のことだが、あまりに調子悪いので、もしかしたら眼鏡が合わないのでは、と思い先週眼科へ行って診て貰った。結果、眼鏡は合っているので問題はないが、眼底の検査をした方が良いとのことだったので、今日再び行って来た。そして、検査の結果、なんと右目の角膜が薄くなって剥がれかけているとのことで、レーザー治療を受けることになってしまった。初体験である。
今日、検査をする時、やりやすいようにと目薬をさしたのだが、これが瞳孔を思いっきり開く為の薬で、さしてからしばらくしたら視界がかなりぼやけてきた。窓から外を見ると、白いばかりで何も見えないのだ。腕時計も見えなかった。検査が終わってから、トイレの鏡で見てみたら、瞳が真っ黒になっていて笑ってしまった。碁石を目にはめたようになっていたのだ。結局、元に戻るのに3〜4時間かかってしまった。近くの物が見えない、というのは不便なものだ。初めて分かった。
来週のレーザー治療体験をここで詳細にレポートする予定です。お楽しみに(笑)。