最近のお気に入り
(バックナンバー14)

CD、小説、映画など流行に関係なく、また新旧を問わず
最近気に入ったものを紹介します。

MUSIC=音楽関係 BOOKS=書籍関係 MOVIE=映像関係



 BOOKS王妃の離婚/佐藤賢一
     中世ヨーロッパを舞台にした小説で知られる佐藤賢一の直木賞受賞作である。
     作家という商売は競争激しくて、他人とは出来るだけ違うテーマを扱って差別化を計らない
     と読者にアピールできないそうだが、それにしてもこの佐藤賢一のように中世のヨーロッパ
     に題材を求める、というのはかなり異色な感じがする。実際には遠藤周作なども中世
     ヨーロッパものを書いているそうだが、佐藤賢一はこれ一筋だし。資料を集めるだけで、
     何年もかかってしまうのではないか、なんて思える。ま、確かに苦労しただけの力作では
     あるのだが、それにしても作家は大変だ(笑)
     とまあ、よけいな事を考えなくても、非常に面白い。15世紀に実際にあったという、フランス
     国王と王妃の離婚裁判に関わる弁護士の過去と現在を描いているのだが、翻訳調の
     文体もいい感じだし、舞台が中世ヨーロッパだからといって、全く難しいことはない。現代
     の感覚で読んでも違和感ゼロである。時代背景とか知らなくたって、全然問題ない。
     文庫版解説にもあるように、歴史物の形を借りたリーガル・スリラーなのだ。楽しく読んで
     いるうちに知識と教養が自然と身についてしまうなんて、なんと素晴らしいことか(笑)
     こういう小説を教科書として採用すれば、学校の勉強ももっと楽しくなるだろうに。
     大したレビューになってないが、ほんと面白いです。是非お試しあれ。

NOTE 2002.7.8



 MUSICGOLDEN☆BEST 南佳孝/SINGLES 1978−1993
     東芝とソニーの共同企画に依るGOLDEN☆BESTシリーズの中の一枚として、
     南佳孝のソニー在籍時のシングル・コレクションが出た。収録曲は16曲、必ずしも
     全シングルを網羅した訳ではないそうだが、主要なシングル曲は全て聴け、尚かつ
     オリジナル・アルバム未収録音源が5曲も収められているのが貴重であり、ファンとして
     こんなに嬉しいことはない。単に代表曲を集めた安直なベスト盤でなく、きちんとした
     コンセプトの編集盤をリリースしたソニー・レコードの企画担当者の方に、多大なる感謝
     の意を表するものである(笑)
     しかし、ここが南佳孝というミュージシャンのおかしな所なのだが、シングル集でありながら、
     今までに出たベスト盤とは雰囲気が違い、まるで裏ベストのような趣がある(笑) 彼が
     あまりシングルに力を入れた活動をしておらず、本人のお気に入りでファンにも人気が
     高くて今なおライブの定番になっているような曲は、ほとんどがアルバムトラックである、
     という事なのだ。南佳孝がシングル以上にアルバム中心の創作活動を続けてきたという
     証拠である。
     とはいえ、代表曲中の代表曲である「スローなブギにしてくれ」、薬師丸ひろ子との競作
     となった「スタンダード・ナンバー(薬師丸バージョンのタイトルは“メイン・テーマ”)」、
     郷ひろみがカバーした「モンロー・ウォーク」等、カラオケにも入っている有名曲はちゃんと
     聴けるし、CMで使われた曲もあり、ファンならずとも耳馴染みのある曲も多いはずだ。
     ヒット曲は少ないけど...(苦笑)
     ま、通常のベストとは趣が違うとはいえ、曲のクォリティは高いし、南佳孝という孤高の
     ミュージシャンを違った角度から見ることの出来るという点でも、大変貴重なアルバムで
     ある。各シングルのチャートにおける最高位なんて載っていたりすると、もっと嬉しかった
     んだけど、そういうマニアなクレームは気にせず(笑)、是非聴いて下さい(近頃これ
     ばっかりだな)。限定生産ではないと思うけど、このシリーズ自体すぐ店頭から消えて
     しまう可能性大なので、お買い求めはお早めにどうぞ(爆)

NOTE 2002.7.1



 MUSICFOREIGNER
     あまり説明する必要はないと思うが(笑)、フォリナーが1977年に発表したデビュー・
     アルバムであり、今年の春にデジタル・リマスターされボーナス・トラックを4曲追加して
     再発された。同時に1981年の『4』も同じくデジタル・リマスター&ボーナス・トラックで
     再発されている。夏には1978年の『Double Vision』、1979年の『Head Games』
     も同仕様で再発されるという事なので、ファンとしては非常に楽しみだ。ただ、残念なのは
     日本発売の予定が、今の所ないということ。フォリナーを世間に再評価してもらういい
     機会なのだが...。
     で、本編の素晴らしさについては、当サイトの「我が敬愛するミュージシャンたち」の
     フォリナーのページで語らせて貰っているので、ここでは詳しく触れないが、とにかく佳曲
     揃いの名盤である。くどいようだが、フォリナーを知らない若い世代にも、かつてフォリナー
     を敬遠していた自称本格的ロック・ファンにも改めて聴いてみて欲しい。現在では見かけ
     なくなったメロディアスで親しみやすいロックである。心あるロック・ファンにはきっと気に
     入って頂けるだろう(笑)
     で、やっぱりファンとして気になるのは追加された4曲のボーナス・トラックであり、
     いずれもデモテイクである。この1st収録曲が3曲、未発表曲が1曲と言う訳だが、
     これが仲々興味深い。1st収録曲に関して言うと、曲構成などはあまり変わっていない
     のだが、雰囲気が全く違うのだ。アレンジなども未完成という感じだし、使用楽器も異なる
     せいだろう。なんとなくブログレっぽい感じを漂わせているのである。こりゃ、ファンならず
     とも驚きだ。このデモは、レコード会社への売り込みの為に作られたらしいのだが、この
     雰囲気のままで1stが世に出ていたら、フォリナーに対する評価も違うものになっただろう。
     どちらが正解だったかは分からないけど(笑)
     という訳で、ファンには非常に有り難い再発である。くどいようだが、日本盤が出ないのが
     残念でならない。その代わり、と言っては何だが、新編集のベスト盤は日本盤出るらしい
     ので、せめてそちらでも聴いて頂いて、フォリナーを知ってる人も知らない人も改めて
     フォリナーの魅力に触れて頂きたい、と説に願う次第である(笑)

NOTE 2002.6.23



 MUSICBE NOT NOBODY/VANESSA CARLTON
     アメリカン・ロック界期待の女性シンガーである。これはデビュー・アルバムだが、早くも
     「A Thousand Miles」がビルボードのTOP10に入るヒットとなっており、
     本国のみならず日本でも評判になっているらしい。
     同じA&M所属ということで先輩のシェリル・クロウと比較されたりしているようだが、
     それよりフィオナ・アップルやポーラ・コールに近いものを感じる。本人が弾くピアノを
     基調としたアレンジや、歌い方のせいかもしれない。音自体も下世話さを残すシェリル・
     クロウに比べると、ストイックな雰囲気だ。ここいらもフィオナ・アップルっぽい。そのシンプル
     なバックに格調高いストリングス・アレンジが施されており、これがまた良い感じなので
     ある。聴けば聴くほど虜になるアルバムだろう。
     一通り聴いてみると、かなり多様なバックボーンを持った人だという事がなんとなく分かる。
     本人はピンク・フロイドのファンと言っているそうだが、確かに初期のフロイドを思わせる
     幻想的というかサイケな曲もあるし、ストーンズの「Paint It Black」の秀逸なカバー
     からも察せられるように、ロックンローラー的な面も垣間見える。大衆ウケするメロディを
     書く人ではないようなので、一般的な人気を獲得するのは難しいかもしれないが、ジャケット
     を見る限り仲々すらりとした美人のようだし、一部のファンに支持されるだけでは勿体ない
     ように思う。期待の新星だし、幅広い層に聴いて貰えることを望みたい。

NOTE 2002.6.13



 MUSICBLUE NUDE/南佳孝
     南佳孝の約一年と3ヶ月振りの新作は前作に続いてカバー・アルバムである。前回は
     ジャズのスタンダード中心のアルバムだったが、今回はサンバをメインに幅広い選曲が
     なされており、ここいらのセンスには脱帽だ。サンバとかブラジル系には疎い僕ですら、
     名前だけは知っているアントニオ・カルロス・ジョビンの曲が3曲もセレクトされているあたり、
     南佳孝のジョビンに対する思いが窺える。その他、ゾンビーズの「ふたりのシーズン」や
     マイケル・フランクスの「アントニオの歌」などに混じってニール・セダカの「雨に微笑みを」
     なんて、驚くと同時に嬉しくなってしまった。南佳孝一流のこだわりとセンスが光る選曲だ。
     ブラジルっぽいアレンジがハマっているチャック・ベリーの「ユー・ネバー・キャン・テル」
     も素晴らしい。セルフ・カバーも2曲あり、これら全12曲がとても涼しげで、アルバム
     全体がブラジルらしい雰囲気に統一されている。もちろん、南佳孝の歌も最高だ。前作
     でのジャズ・ボーカルも素晴らしかったが、今回も歌い込んでいるって感じ。そのキャリア
     に裏打ちされた余裕のボーカルが堪能出来る。
     とまあ、オリジナル・アルバムではない、という事を除けば文句なく素晴らしいアルバムだ。
     これからの季節にぴったりだし、幅広い層に聴いてもらいたいアルバムだと思う。ただ、
     気になるのは、世間にスタンダード歌手みたいに受け取られてしまうのでは、ということ。
     CDの帯には<ボーカル/ブラジル>なんてジャンル分けされてるし。誤解を避けるため
     にも、素晴らしいカバー・アルバムで名前を売ったら、是非次は全曲新曲によるオリジナル
     ・アルバムをお願いします(笑)

NOTE 2002.5.28



 BOOKS私が彼を殺した/東野圭吾
     先頃発表された高額納税者ランキングで、なんと作家部門でのベスト10入りを果たした
     東野圭吾なのである。めでたいことだ。やっと彼の作品が世間に認知されたということか。
     でも、彼の小説がベストセラーになったとか、映画化されたとかいう話は例の『秘密』
     以外は聞いたことないのだが...(笑)
     で、作品を上辞するたびに奇抜な趣向や素晴らしいアイデアで読者を唸らせる東野圭吾
     なのだが、この作品は読者が犯人を推理するという内容だ。小説の中では犯人は明らか
     にされないのである。 “加賀は言った。「犯人はあなたです。」” これで小説は終わって
     いる。あとは推理して下さい、ってとこ。材料は小説の中にありますよ、ってな訳ですね。
     で、読者は読み終わってから大いに悩むのである(笑)
     彼は以前にも『どちらかが彼女を殺した』という同趣向のミステリーを書いており、前代
     未聞の犯人当て小説第二弾ということになる。第一弾と違うのは、前作が3人称で書かれて
     いたのに対し、本作は1人称で書かれている、という事であろう。巻末の袋とじ解説にも
     あるように、1人称の場合、語り手が都合の悪い事は隠してしまう可能性があり、真実が
     見えにくくなってくる。故に、本作は前作以上に難易度が高いのだ(笑)
     ま、読者に謎解きを楽しんで貰おう、という趣向がなくても、なんたって東野圭吾なので
     ある。ただ読むだけでも素晴らしい小説なので、是非一読をお薦めする。小説に浸るも
     よし、謎解きに挑戦するもよし。正解しても賞金とかは出ないみたいだけど(笑) でも、
     これだけ楽しませて貰った上に賞金まで、というのは欲張りすぎるというもんですよ(笑)
     ちなみに、僕は読み終えてからたっぷり一時間、犯人は誰かと一所懸命考えましたけど、
     結局分からずじまいでした(爆) どなたか犯人が分かった人がいたら、メール下さい(自爆)

NOTE 2002.5.24



 BOOKS最悪/奥田英朗
     不勉強ながら全く知らない作家である。友人に薦められて読んでみたのだが、確かに
     面白い。知らない名前だから、なんてパスしちゃいかんな(笑)
     内容はというと、どう説明すればいいのだろう。ミステリーでもサスペンスでもましてや
     ホラーでもない。東京の下町で小さな鉄工所を営む中年男性、銀行に勤める一見普通の
     OL、パチンコとカツアゲで生活費を稼いでいるチンピラ、このなんの関わりもない3人の
     日常がふとしたことから歯車が狂い始め、徐々に状況が悪化していく様子を坦々と描いて
     いる。そして、この3人が初めて顔を合わせた時、彼らにとって事態は最悪の状態に
     なっているという訳だ。少しは最悪から逃れたような感じで結末を迎えるのだが、なんだか
     不思議な読後感を残す小説である。どうってことないといえば、どうってことない小説
     なのだが、些細な事で日常が狂っていく怖さや苛立ち、みたいなものは伝わってきて、
     途中まで読むともう抜けられないのだ(笑)3人の登場人物の日常のディテールやエピソード
     が実にリアルで、そこいらもこの小説にのめり込んでしまう要因のひとつだろう。
     ま、とにかく、どう説明していいか分からないので、よろしかったら一度読んでみて下さい。
     面白いことは保証しますんで。こんな程度の紹介文でごめんなさいね(爆)

NOTE 2002.5.11



 MUSICTHE GRAND ILLUSION/STYX
     最近あちこちで“産業ロック”の事を書いたせいでもないだろうが、その手のバンドを
     よく聴いている。このスティクスも70年代から80年代にかけて活躍した“産業”のカテゴリー
     に入るバンドであり、全盛期のメンバーは少なくなったものの今も現役である。
     本作は1977年発表(当時の邦題は『大いなる幻影』)、「カム・セイル・アウェイ」が
     TOP10ヒットとなり、スティクスの名前をロック・ファンに浸透させ、人気を確立した作品
     である。彼らはカンサスなどと同様キーボードを多用した“アメリカン・ハード・プログレ・
     バンド”としてデビューし、曲のタイトルやジャケットなどからも非常に神秘的というか
     幻想的なサウンドを志向していた事が窺えた(聴いたことはないんだけど)。実際、最初
     の頃は構成が複雑な組曲形式の曲が多かったらしく、ここいらもカンサスと同じだ。
     その後、時代の潮流とともに徐々にポップな方向にシフトし、「レディ」「クリスタル・ボール」
     などのシングル・ヒットを生むようになっていく。そして、本作で人気を確立するに至る訳だ。
     なんか、講座みたい(爆)
     このアルバムでは、まだまだプログレの名残があるが、ポップなメロディとうまく絡んで、
     一種摩訶不思議な世界を作っている。ヒットした「カム・セイル・アウェイ」だって、イントロ
     はポップ・バラードみたいだけど、シンセによる中間部からサビの大合唱に至る展開は
     実にプログレそのものだ。プログレとはいえテクニックで売るバンドではなく、曲展開や
     シンセのフレーズなどがプログレしている訳で、メロディやコーラスは実にポップだから
     難解な印象は全くない。彼らやカンサス、スーパートランプといったバンドの功績は、
     とかく難解なイメージを持たれがちなプログレを分かりやすく再構築して、ファンの裾野を
     拡げたことにあるのではないだろうか。70年代後半といえば、暗・長・重のプログレが
     流行らなくなり、老舗のプログレ・バンドたちが失速し始めた頃。そんな中で、スティクス
     やカンサスは、プログレのスタイルをポップに昇華させて独特のスタイルを築き上げた。
     ある意味で、時代の変わり目にうまく対応して成功したバンドといえるだろう。
     このアルバム以降、スティクスはヒット曲を連発しアメリカを代表するロック・バンドと
     なっていく。80年代に入ると、彼らは前述のように“産業ロック”などと呼ばれ、本格派を
     自称するロック・ファンからは毛嫌いされるようになっていくのだが、もともと曲作りの才能
     はある人たちだし、それを生かして時代の流れにうまく乗った彼らは、今だからこそもっと
     評価されるべきだ。そして、その流れにうまく乗るきっかけとなった本作は、70年代ロック
     の一つの側面を象徴する傑作というべきだろう。久しぶりに聴いてみて、そのことを
     再認識した。
     なんて、ほんと講座みたいだな(爆) でも、全然難しいことありません。若い人には是非
     聴いてみて欲しいです。“産業ロック”をバカにしちゃいかんよ(笑)

NOTE 2002.4.24



 MUSIC美しく燃える森/東京スカパラダイスオーケストラ
     近頃よく耳にする曲だなぁ、と思っていたらスカパラだったとは驚きだ。ゲスト・ボーカル
     は奥田民生。クレジットを見る限りでは、彼は曲作りには参加せず、ひたすら歌に専念
     している。いつになく真面目に歌っている感じなのだが、これが仲々良い雰囲気だ。哀愁
     漂うメロディも秀逸。実に素晴らしい。スカパラは“ボーカル三部作”と題して、チバユウスケ
     などをボーカルに迎えたシングルを立て続けにリリースしたようだが、正に顔のない
     セッション・バンドの面目躍如。曲に合わせて歌手を選ぶ楽しさをリスナーにも伝えて
     貰いたい。
     結成以来、中心人物を亡くしたり、ギターやボーカルといったフロントに立つメンバーが
     固定しなかったりと、ゴタゴタ続きのように見えるスカパラだけど、困難にもめげずユニーク
     な活動を続けているのには感心する。その技術と音楽性には定評あるし、この「美しく
     燃える森」のような名曲をモノに出来るセンスもある。今後の活動振りも要チェックだろう。
     でも、スカパラってやっぱり“スカ”なんですね(笑)

NOTE 2002.4.20



 MUSICDOUBLE WIDE/UNCLE KRACKER
     今をときめくキッド・ロックのバンドでDJをやっている人だそうだ。本作が初のソロ・
     アルバムとのこと。近頃では洋の東西を問わず、愛称とかニックネームとかを名乗って
     活動している人が多いけど、この人の名前も例に漏れず愛称らしい。で、本名はマット・
     シェイファー、ライナーによると「ランDMCなどのオールドスクールなヒップホップや、
     レーナード・スキナードやボブ・シガーなどのクラシック・ロック、そしてモータウンにファンク
     にカントリー&ウェスタンを主に聴いていた」そうだが、このアルバムは正にそのコメント
     通りの内容である。リズムの感触やラップを多用したボーカル・スタイルがヒップホップ的
     なものを感じさせる以外は、実にオーソドックスなアメリカン・ロックと言っていい。こういう
     風にヒップホップを取り込むと仲々面白いとは意外だった。これ、案外拾い物だ。古き
     良きアメリカン・ロックを愛する人が聴くと、目から鱗、みたいな感じではないだろうか。
     実際、僕もそうだった。近頃のロックにはついていけない、という人も多いだろうけど、
     先入観を捨てて一度聴いてみる事をお薦めしたい。ほんと、いいです。
     それにしても、近頃ではDJがいるロック・バンドなんて珍しくないのだろうな。ターンテーブル
     だって楽器屋で売っているくらいだし。なんだか時代に取り残されたような気がしてしまう
     今日この頃です(笑) そういえば、このアルバム、2年前に出ていたらしい。ほんとに
     アンテナが鈍っている。情けないったらありゃしない(爆)

NOTE 2002.4.18


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