| 0551 THE BEST OF THE MOODY BLUES ザ・ベスト・オブ・ムーディ・ブルース | 1997. 3.17 |
| 60年代から活動している老舗プログレ・バンドのシングルを年代順に収録したベスト盤。非常 に評価の高いアルバムを何枚も出しているが、シングル曲は今ひとつという感じ。ちょっとイメ ージの違う1981年のヒット「ジェミニ・ドリーム」が一番良いと思うのは僕だけか。 | ☆☆☆ |
| 0552 WHEN I’M A ROCK’N’ROLL STAR: THE DAVID CASSIDY COLLECTION ホエン・アイム・ア・ロックンロール・スター/デビッド・キャシディ | 1997. 3.23 |
| パートリッジ・ファミリーの一員としてスターになったデビッド・キャシディが、70年代半ばにRC Aからリリースしたアルバム3枚からのセレクション。ブルース・ジョンストンらが協力した西海 岸風サウンドだ。自作も含めて曲の出来も良い。 | ☆☆☆☆ |
| 0553 STILL WATERS/Bee Gees スティル・ウォーターズ/ビージーズ | 1997. 3.28 |
| この当時、テレビ・ドラマで曲が使われて注目されていたビージーズがタイムリーに出したアル バム。デビッド・フォスター、ヒュー・パジャム、アリフ・マーディンといった豪華なプロデュース陣 を従えゴージャスなサウンドを聴かせるが、彼らにしてはやや曲のインパクトが弱い。 | ☆☆☆ |
| 0554 TWANG!A TRIBUTE TO HANK MARVIN & THE SHADOWS TWANG!ハンク・マーヴィンとシャドウズに愛をこめて | 1997. 4. 3 |
| 60年代にギターを弾いていた少年は皆ハンク・マーヴィンに憧れていたそうだ。そのかつての 少年たち(リッチー・ブラックモア、ブライアン・メイなど)が集まったトリビュートは、彼らのマーヴ ィンに対する尊敬の念が伝わってくる好盤。 | ☆☆☆☆ |
| 0555 WHATEVER AND EVER AMEN/Ben Folds Five ホワットエバー・アンド・エバー・エーメン/ベン・フォールズ・ファイブ | 1997. 4.12 |
| ロック・バンドには珍しいピアノ・トリオの2nd。ややパンキッシュでもあった1stに比べると、曲 調に幅が出てバラエティに富んだ作りになっている。跳ねまくるピアノもいいが、ベースとドラム のパワフルな演奏振りも聴き物だ。コーラスもバッチリ決まってて文句なしの傑作。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0556 DOUBT/L−R | 1997. 4.19 |
| 前作が傑作過ぎたのか、このアルバムはややインパクトが弱いが、特徴ある曲作りは健在だ し、まとまりの良いアルバムだと言っていいだろう。プロデューサーの岡井大二は名ドラマーだ けあって、このアルバムでのドラマーの人選は心憎い。 | ☆☆☆ |
| 0557 SAD CAPER/Hootie & The Blowfish サッド・ケイパー・アンド・レア・トラックス /フーティー&ザ・ブロウフィッシュ | 1997. 4.23 |
| 2ndからのシングルにアルバム未収録曲を追加した日本独自企画盤。こういうアルバムで聴 ける曲には仲々良いものが多くそれが楽しみなのだが、ここで聴けるのもその例に漏れず良 い出来だ。彼らの曲作りの質の高さを感じる。 | ☆☆☆☆ |
| 0558 NINE LIVES/Aerosmith ナイン・ライブス/エアロスミス | 1997. 4.27 |
| 古巣コロンビアへ戻って発表したエアロ1997年発表の大傑作。とにかく素晴らしいのである。 ベテランの味など微塵も感じさせない若々しさとテンションの高さ。デビュー以来20年を過ぎて も、この若さを保っていられるのは驚異だ。特に冒頭の4曲は名曲揃い、必聴! | ☆☆☆☆☆ |
| 0559 SHAFT/Isaac Hayes | 1997. 5. 3 |
| 70年代ニュー・ソウルの一端を担ったアイザック・ヘイズが手掛けたブラック・ムービーのサン トラ。『黒いジャガー』の邦題でお馴染み。タイトル曲は全米bPとなり、オスカーの主題歌賞ま で獲ってしまった。インストがほとんどだが、ジャズっぽさも感じさせるサウンドは実にクール。 | ☆☆☆ |
| 0560 HAVE I OFFENDED SOMEONE?/Frank Zappa | 1997. 5. 3 |
| これもザッパの死後、編集されたアルバム。あまりザッパに詳しくない僕にはこの選曲が何を 意味しているのかは不明だが、かなりヤバい内容の曲を集めたとのこと。そういえば、タイトル も意味深。デジタル・リマスターされたサウンドは迫力満点で古さを感じさせない。 | ☆☆☆☆ |
| 0561 ショッピング/井上陽水奥田民生 | 1997. 5. 7 |
| あの陽水と民生のデュエット・アルバム、と言っていいのか。ほとんどが二人の共作で、「アジア の純真」のセルフ・カバーも入っている。ビートルズがルーツにある二人だけに、それ風の曲が 目立つが、古き良きロックの香りを漂わせて仲々良い出来だ。 | ☆☆☆☆ |
| 0562 A HARD DAY’S NIGHT/The Beatles ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! | 1997. 5.11 |
| ビートルズ初の主演映画のサントラとして発表された。ビートルズのアルバム中唯一レノン= マッカートニー作のオリジナル曲のみで構成されたアルバムでもある。スラップスティックな映 画も面白かったが、初期の集大成的なポップ・ソングは、映画を見てなくても楽しめる。 | ☆☆☆☆ |
| 0563 THE BEST OF LAURA NYRO:STONED SOUL PICNIC ザ・ベスト・オブ・ローラ・ニーロ〜ストーンド・ソウル・ピクニック | 1997. 5.29 |
| 惜しくも1997年に亡くなってしまったローラ・ニーロのベスト盤。初期の曲が多いのは仕方な い所だろうが、彼女の魅力を余すところなく伝えている。長年のファンにも入門者にも最適のベ スト盤であろう。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0564 BARBRA STREISAND’S GREATEST HITS VOLUME 2 バーブラ・ストライザンド・グレイテスト・ヒットVOLUME 2 | 1997. 6. 7 |
| アメリカ・ポピュラー界の重鎮、バーブラの70年代半ばのヒット曲を収録したベスト盤。「ストー ニー・エンド」「追憶」「スター誕生」など名曲がぎっしり。この頃の彼女は出せばヒット連発、TO P10の常連で正に飛ぶ鳥落とす勢いだった。 | ☆☆☆☆ |
| 0565 ALL THE GIRLS IN THE WORLD BEWARE!!! /Grand Funk ハード・ロック野郎(世界の女は御用心)/グランド・ファンク | 1997. 6.14 |
| グランド・ファンクが1975年に発表した傑作。ホーンを大胆に導入し、ファンキーな面を打ち 出した画期的な作品だ。2曲のTOP10ヒットを生み、人気絶頂の頃のアルバムなのだが、仲 々CD化されず、やっと出たと思ったらリマスターすらされてないのが大いに不満。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0566 FIREBALL ANNIVERSARY EDITION/Deep Purple ファイアボール〜アニバーサリー・エディション/ディープ・パープル | 1997. 6.20 |
| 第二期ディープ・パープル25周年を記念して、オリジナル・アルバムのアニバーサリー・エディ ションが続けてリリースされた。この『ファイアボール』編ではアウトテイクが2曲聴けるが、実に 出来が良いのには驚いた。今まで何故発表しなかったのだろう。 | ☆☆☆☆ |
| 0567 SKETCH OF LIFE/南佳孝 | 1997. 6.25 |
| 作詞に松本隆、アレンジに鈴木茂、というかつてを彷彿とさせるスタッフで臨んだアルバム。顔 ぶれからして新機軸を狙ったものではなく、なんとなく懐かしさは感じさせるものの、それ以上 のものはない。歌詞が年齢相応のものになってはいるが。 | ☆☆☆ |
| 0568 GREATEST HITS/Boston グレイテスト・ヒッツ/ボストン | 1997. 6.29 |
| 衝撃のデビュー・アルバムから20年が過ぎ、ボストン初のベスト盤である。が、その間4枚しか アルバムを出していない訳で、収録曲の大部分が1stと2ndから、というのは当然と言えば当 然。レーベルの問題だろうが。結局デビュー時から進化していないのがよく分かる。 | ☆☆☆☆ |
| 0569 XXX/フェンス・オブ・ディフェンス | 1997. 7. 2 |
| FOD3年振りのアルバム。この間、レコード会社を移籍しシングルリリース中心の活動を続け ていたようだ。そのシングル曲を含む久々のアルバムだが、まだ方向性を絞れ切れてない感じ がする。単純にロックすればいいのに、と思うのだが。 | ☆☆ |
| 0570 HARVEST SINGLES 1985−1992/米米CLUB | 1997. 7. 6 |
| 1997年に解散した米米のシングル・コレクション第一弾。国民的メガヒットを飛ばす以前の曲 ばかりだが、バラエティに富んでいて仲々楽しい。「浪漫飛行」なんかよくカラオケで歌ったもの だ。山田実とトップ・ゴージャス名義の「嫁津波」収録は貴重。 | ☆☆☆☆ |
| 0571 HARVEST SINGLES 1992−1997/米米CLUB | 1997. 7. 6 |
| 米米シングル・コレクション第二弾。「君がいるだけで」に始まり皆さんご存知のヒット曲のオン・ パレードだ。第一弾の曲に比べると捻ったような感じなく、正攻法のポップスといっていいだろう 。曲作りのセンスは大したものだ。 | ☆☆☆☆ |
| 0572 SKYACRAPING/ABC スカイスクレイピング/ABC | 1997. 7.16 |
| 1991年の『アブラカダブラ』以降、音沙汰の無かったABCが復活した。もっとも、マーティン・ フライのソロ・プロジェクトのような形だが。曲にもサウンドにも正直な所特筆すべきはないが、 隠居同然だったフライがまた歌う気になった事を、素直に喜びたい。 | ☆☆☆ |
| 0573 STRAIGHT ON TILL MORNING/Blues Traveler | 1997. 7.20 |
| 『フォー』に続くブルース・トラベラー5作目。前作ほどキャッチーな曲がないのが寂しいが、相 変わらずオーソドックスなアメリカン・ロックを聴かせており、これはこれで満足のいく出来映え だ。美しいジャケットが素晴らしい。 | ☆☆☆☆ |
| 0574 COURT AND SPARK/Joni Mitchell コート・アンド・スパーク/ジョニ・ミッチェル | 1997. 8. 2 |
| ジョニ・ミッチェルの代表作として評価の高いアルバム。彼女のアルバムでは一番売れたらしい 。ジャズ系のミュージシャンをバックに従え、高度な演奏を聴かせる。個人的にはロビー・ロバ ートソン参加の「陽気な泥棒」が好きである。 | ☆☆☆ |
| 0575 KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS 10CC IN CONCERT キング・ビスケット・ライブ/10cc | 1997. 8. 2 |
| なんと、オリジナル・10ccのライブ盤である。これはファンならずとも興味をそそられる所だろう 。契約の関係か、初期2枚のアルバムの曲しか収録されていないのが、またマニア心をそそる 。ダイナミズム溢れる演奏が聴けるのが少々意外、なんて言ったら失礼か。 | ☆☆☆☆ |
| 0576 THIS FIRE/Paula Cole ディス・ファイア/ポーラ・コール | 1997. 8.12 |
| ポーラ・コールはこのアルバムのヒットで、1997年度のグラミー新人賞を受賞した。が、これ がデビューという訳ではないようだ。90年代にたくさん登場したロック的な女性シンガーソング ライターの一人だが、曲作りの上手さが光る。 | ☆☆☆☆ |
| 0577 BLURRING THE EDGES/Meredith Brooks | 1997. 8.24 |
| オルタナ系女性ロック・シンガーのデビュー作で「ビッチ」のヒットで注目された。シェリル・クロ ウあたりにも通じるテイストが特徴だが、クロウほどの幅広さはない。ギターが達者で全編自 分で弾いているようだ。大した腕前である。 | ☆☆☆ |
| 0578 KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS URIAH HEEP キング・ビスケット・ライブ/ユーライア・ヒープ | 1997. 8.24 |
| ユーライア・ヒープ黄金期のメンバー(ケン・ヘンズレー、デビッド・バイロン、ミック・ボックス、ゲ イリー・セイン、リー・カースレイク)によるライブ盤。かなりテンション高い演奏だが、音質が今 いちなのが惜しい。「対自核」「七月の朝」など有名曲が聴ける。 | ☆☆☆ |
| 0579 THE BIG PICTURE/Elton John ビッグ・ピクチャー/エルトン・ジョン | 1997. 9.10 |
| このアルバムにおけるエルトンは味わい深いボーカルを聴かせるものの、ほとんどの曲が打 ち込み主体のバラードばかりで、非常に不満である。曲そのものにもエルトンらしさが感じられ ないし。ピアノ弾き語りによるタイトル曲が唯一の救い。 | ☆☆ |
| 0580 LIVE/オフコース | 1997. 9.15 |
| オフコースが人気絶頂の頃のパフォーマンスを収めた2枚組ライブ。とにかく上手いし、ノリは 素晴らしいし、複雑なコーラスもメンバーだけでバッチリ決めてるし、で文句のつけようがないラ イブ盤だ。軟弱なバンド、という偏見を改めた一枚。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0581 A SINGLE MAN/Elton John シングル・マン/エルトン・ジョン | 1997. 9.27 |
| 1978年発表。長年のパートナーだったバーニー・トーピンと離れ、新たにゲイリー・オズボー ンと組んで曲作りを行うようになった。あまり評判は良くなかったが、曲も仲々良いしエルトンも どこか吹っ切れて心機一転という感じ。再出発第一弾はまずは成功といった所。 | ☆☆☆☆ |
| 0582 BRIDGES TO BABYLON/The Rolling Stones ブリッジス・トゥー・バビロン/ローリング・ストーンズ | 1997. 9.27 |
| 1997年のこのアルバムで、ストーンズはドン・ウォズの他ダスト・ブラザーズをもプロデューサ ーに迎えて、新しいサウンドを模索している。これは見事に成功し、近年にはない傑作が誕生 した。ヒップホップの方法論も取り入れ、ハイパーでアーシーな素晴らしいロックである。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0583 21 AT 33/Elton John 21 AT 33/エルトン・ジョン | 1997.10. 4 |
| 1980年発表。タイトルは“33歳で21作目”の意。バーニーとのコンビも復活し、数曲を共作し ている。「リトル・ジニー」のヒットは出たが、全体的には分かりやすいAOR的な作りだ。それほ ど悪くはないのだが、ファンには物足りないだろう。 | ☆☆☆ |
| 0584 ABSOLUTELY ABC アブソルートリー・ベスト・オブ・ABC | 1997.10.13 |
| ABCのデビューから『UP』までのヒット曲を集めたベスト盤。ゴージャスでスタイリッシュでドラ マティックなABCの世界を堪能でき、悪かろうはずがない。曲も粒よりだし、80年代に結構ヒ ットも出していた訳で、もっと評価されてもいいのでは。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0585 VICTIM OF LOVE/Elton John 恋に捧げて/エルトン・ジョン | 1997.10.18 |
| 1979年発表。なんと、エルトンがピート・ベロッテと組みミュンヘン・ディスコに挑戦してしまっ た。しかも、自作曲はゼロで彼はただ歌うのみ。当時のエルトンの心中は謎だ。しかし、ボー カリストとしてのエルトン、仲々大したものである。サウンドに負けてない。 | ☆☆☆ |
| 0586 WE ARE/オフコース | 1997.10.18 |
| オフコースが1980年に発表したベストセラー・アルバム。正にこの頃、彼らは社会現象だっ た。TOTOなどのAOR系ロックの影響も受けながら、オリジナリティ溢れるサウンドと歌を聴 かせる傑作。彼らは唯一無比の存在だった。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0587 THE DANCE/Fleetwood Mac | 1997.11. 3 |
| あのフリートウッド・マックが黄金期、つまり『噂』のラインアップで復活した。これはそのMTVで の復活ライブを収録したアルバムだ。初登場全米bPになり、その根強い人気を示した。懐か しのヒット曲に加え、新曲も披露しており、これが全く違和感がない。 | ☆☆☆☆ |
| 0588 THE FOX/Elton John ザ・フォックス/エルトン・ジョン | 1997.11. 3 |
| 1981年発表。かなりヨーロッパ的なものへの接近が感じられるが、“らしい”曲も何曲かある 。スタジオ・ミュージシャンを多数起用したサウンドは正にAORというべきもので、エルトンらし いとは言えないが。 | ☆☆☆ |
| 0589 LIVE RECORDINGS 1994→1997/L−R | 1997.11. 8 |
| L−Rのデビュー時からのライブ音源を収録した4枚組。最初からしっかりとしたサウンド・ポリ シーに基づいて活動を続けてきたのがよく分かる。入れ物が大きくなっても、不必要にメンバ ーを増やしたりしていないのも好感が持てるし、いいバンドだった。 | ☆☆☆☆ |
| 0590 INTERIORS/Brad インテリア/ブラッド | 1997.11.13 |
| パール・ジャムのギタリスト、ストーン・ゴッサードによる別プロジェクトのアルバム。アップテン ポの曲と静かな曲を交互に並べた構成が面白い。パール・ジャムよりポップな音楽を志向して いるようで、それはある程度成功している。 | ☆☆☆ |
| 0591 QUEEN ROCKS クイーン・ロックス(グレイテスト・ロック・ヒッツ) | 1997.11.18 |
| クイーンの“ロック”な曲を集めた編集盤。ブライアンとロジャーの曲が多くなってしまうのはご 愛嬌。低音を強調したようなミックスがカッコいい。ラストにブライアンが事故で亡くなったダイ アナ妃に捧げたという新曲が収められている。 | ☆☆☆☆ |
| 0592 THE BEST OF DAVID BOWIE 1969/1974 ザ・ベスト・オブ・デビッド・ボウイ 1969−1974 | 1997.12. 7 |
| ある意味では、デビッド・ボウイが最もロッカーらしかった時代の代表曲を集めたベスト。やは り、ソングライターとしてこの人は一流だ。「スペース・オディティ」「ジーン・ジニー」「スターマン」 など、20年以上の時を経ても色褪せない名曲の数々が楽しめる。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0593 SINGLES/LUNA SEA | 1997.12.18 |
| J−POPのいわゆるビジュアル系バンドの中では群を抜いた存在だったLUNA SEAのシン グル・コレクション。あまりシングルというイメージではない曲が並ぶが、英ニュー・ウェイブの 影響も受けつつ、独自の音楽に昇華させているのは立派。演奏技術も高い。 | ☆☆☆☆ |
| 0594 TERENCE TRENT D’ARBY’S NEITHER FISH NOR FLESH N.F.N.F./テレンス・トレント・ダービー | 1997.12.21 |
| 1stが成功したTTDだが、満を持して発表したこの2ndがあまりに難解な内容だという事で、 すっかり評判を落としてしまった。確かにヒット性の高い作品ではないが、そこまでひどく言わ なくても、という気もする。 | ☆☆☆ |
| 0595 FIRECRACKER/Lisa Loeb | 1997.12.31 |
| リサ・ローブの2ndはバンドではなく個人名義となった。が、前作のメンバーも参加している。 正直な所、出来の良いAORみたいになってしまっている曲もあり、1stのようにナチュラルな 感触はない。彼女のようなミュージシャンが一番陥りやすい落とし穴では。 | ☆☆☆ |
| 0596 ALL THE BEST/Leo Sayer 〜星影のバラード〜レオ・セイヤー:オール・ザ・ベスト | 1998. 1.14 |
| 70年代後半にヒットを飛ばしたシンガー・ソングライターのベスト盤。全米bPになった「恋の魔 法使い」「はるかなる想い」あたりが個人的には懐かしいが、初期の素朴な曲も捨てがたい。 音楽性以上に詩の感性で勝負する人だったと思う。 | ☆☆☆☆ |
| 0597 THE BARN/佐野元春&ザ・ホーボー・キング・バンド | 1998. 1.25 |
| 佐野元春はバンドと共にウッドストックへ乗り込み、あのジョン・サイモンをプロデューサーに迎 えて、ずばりザ・バンドのようなサウンドを志向した。音を聴く限りでは、その目論みは成功して いるが、彼がこういう事をやる必然性があったのかどうかは疑問。 | ☆☆☆ |
| 0598 NAKED BABY PHOTOS/Ben Folds Five ネイキッド・ベイビー・フォトズ/ベン・フォールズ・ファイブ | 1998. 1.30 |
| ベン・フォールズ・ファイブが移籍前にバージンに残したアウトテイク、アルバム未収録曲、ライ ブ・テイクなどを一枚にまとめたもの。普通こういうアルバムはベテランがファン向けに作るん だけど...。途中まで作って止めた、みたいなのもあって面白いことは面白い。 | ☆☆☆☆ |
| 0599 TRIBUTO A QUEEN LOS GRANDES DEL ROCK EN ESPANOL クイーンに捧ぐ | 1998. 2.10 |
| なんと、クイーンの曲をスペイン語圏のアーティストたちがスペイン語でカバーしたアルバム。ス ペイン語で歌われるだけでこんなにイメージ変わるのかと驚くが、原曲に縛られない自由な発 想のカバー振りがまた素晴らしい。良質なカバー・アルバムとは、こういうのを指すのだ。 | ☆☆☆☆☆ |
| 0600 BE HERE NOW/Oasis ビィ・ヒア・ナウ/オアシス | 1998. 2.16 |
| 1997年8月21日に全世界同時発売されたオアシスの3rd。彼らの人気の凄まじさには呆れ てしまうほど。相変わらず良い曲が詰まっており、ファンでなくても楽しんで聴けるアルバムであ る。個人的なイチオシは9分にも及ぶ「オール・アラウンド・ザ・ワールド」。 | ☆☆☆☆ |


