CDリスト

0851〜0900

0851 NO STRANGER TO SHAME/Uncle Kracker
     
2003. 1.11
キッド・ロックのバンドのDJのソロ・アルバム第二弾。今回はラップもスクラッチノイズもほとん
どなく、実にオーソドックスなアメリカン・ロックを聞かせている。若い世代にも古き良き音楽が
息づいている事が分かって、ひたすら嬉しくなる名盤。
☆☆☆☆☆

0852 僕たちの洋楽ヒット10 1977−78
     
2003. 1.22
例によって懐かしくも楽しい洋楽コンピ、エモーションズ、シック、アラベスク等のディスコヒット
からチャック・マンジョーネのインスト、日本で人気だったランナウェイズにジャパンなどなどチ
ャート的には何でもありだった時代が懐かしい。
☆☆☆☆☆

0853 2 YEARS ON/Bee Gees
     
2003. 1.25
1971年発表。グループを離れていたロビンが2年振りに復帰してのアルバム。タイトル曲は
復帰を祝うメッセージか。ヒットした「ロンリー・デイズ」に代表される、ストリングスが印象的な“
田園フォーク”路線だが、結構サイケな曲もあって面白い。
☆☆☆☆

0854 ニッポンのロック・ギタリスト/森園勝敏
     
2003. 2. 2
ビクターから出た『ニッポンのロック・ギタリスト』シリーズの森園版。四人囃子脱退後、フュージ
ョンに走った頃の音源が中心。この人の持ち味である渇いた感触のギターとボーカルが十分
過ぎるほど堪能出来る。70年代後半の日本のフュージョンを知る上でも貴重な一枚。
☆☆☆☆

0855 DO IT FOR LOVE/Daryl Hall & John Oates
     ドゥー・イット・フォー・ラブ/ダリル・ホール&ジョン・オーツ
2003. 2. 6
前作から7年振りという新作。冒頭の「マン・オン・ザ・ミッション」が実に彼ららしくて素晴らしい
が、ヒップホップ系の若手と組んだサウンドもいい。ホール&オーツ健在なり、を世間にアピー
ルした久々の傑作。ただ、オーツの影が薄いのが残念。
☆☆☆☆

0856 TO WHOM IT MAY CONCERN/Bee Gees
     
2003. 2.15
1972年発表。売り上げは芳しくなかったようだが、あちこちに意欲的な試みが感じられる。ア
コースティックサウンドにストリングスが絡み、美しいメロディを繊細に歌い上げるハーモニーが
乗るさまは実にブログレッシブだ。「ラン・トゥー・ミー」は彼らの五指に入る名曲。
☆☆☆☆

0857 QUEEN OF ROCK 
     AN ELECTRONIC TRIBUE TO QUEEN
     
2003. 2.15
よく知らんヨーロッパの打ち込み系アーティスト(それもダンス系ではなくテクノ系?)によるクイ
ーン・カバー集。こういう音には80年代の楽曲が合うらしく、70年代の曲は「ウィー・ウィル・ロ
ック・ユー」と「伝説のチャンピオン」だけ。ま、曲によっては面白い、という程度。
☆☆☆

0858 COME AWAY WITH ME/Norah Jones
     ノラ・ジョーンズ
2003. 3. 1
このデビューアルバムで、2002年度のグラミー主要4部門を総なめにしたのは記憶に新しい
。ジャズ風だが、はっきりとジャズと言い切れない所が感覚の新しさか。どの曲も同じに聞こえ
て、やや退屈に感じるが、さすがにボーカルは独特の雰囲気がある。
☆☆☆

0859 FRAGILE/Yes
     こわれもの/イエス
2003. 3. 1
イエスのみならず、プログレを、いや70’sブリティッシュ・ロックを代表する問答無用の名盤の
、デジタル・リマスター&ボーナストラックによるデラックス・エディションである。中味はもちろん
、LPの雰囲気を生かしたアートワークも素晴らしい(紙ジャケではない)。
☆☆☆☆☆

0860 HOOTIE & THE BLOWFISH
     
2003. 3.15
オリジナル・アルバムとしては5年振りとなる新作。基本路線に全く変化はなく、暖かみのある
アメリカン・ロックを聴かせる。通算4作目にして、バンド名をアルバムタイトルにするあたり、並
々ならぬ自信を感じるが、実際1st以来と言ってもいい傑作である。必聴!
☆☆☆☆☆

0861 TRAFALGAR/Bee Gees
     
2003. 3.24
1971年発表。大ヒットした「傷心の日々」を含むアルバム。悪くはないのだが、“田園フォーク
”路線もややマンネリ気味という感じもする。ポコックの「トラファルガーの戦い」を使ったジャケ
ットは実にいい。
☆☆☆

0862 90125/Yes
     
2003. 3.29
トレバー・ラビンを迎えて復活したイエスの、1983年発表の大ヒット作。好みはあるだろうが、
間違いなくこのアルバムもイエスを代表する名盤だ。コンパクトながらも斬新なアイデアが凝縮
された収録曲は、どれも粒よりで聴き応え十分。
☆☆☆☆☆

0863 ODESSA/Bee Gees
     
2003. 4. 3
1969年発表。LPは2枚組、という大作。「メロディ・フェア」「若葉のころ」といった有名曲も聴
けるが、オーケストラのインストや組曲風もあり、非常にプログレッシブなアイデアに溢れた傑
作だ。初期ビージーズの代表作では。
☆☆☆☆

0864 CRY/Faith Hill
     
2003. 4. 3
カントリーというより、アメリカン・ポップス界を代表する美人歌手となったフェイス・ヒルであるが
、甘ったるいバラードに流れず、一本芯の通ったアルバム作りをしてるいのが頼もしい。やはり
この人にはロッククイーンを目指して欲しいと思う。
☆☆☆☆

0865 TERENCE TRENT D’RBY’S GREATEST HITS
     グレイテスト・ヒッツ/テレンス・トレント・ダービー
2003. 4.16
今は改名して活動中というTTDのベスト盤。歌手としてもソングライターとしても非凡な人だっ
た事が改めて実感出来る。黒っぽくもあり白っぽくもある独特のロックサウンドは、相変わらず
斬新だ。デビュー作以外の作品が売れなかったのが、不思議で仕方がない。
☆☆☆☆☆

0866 AMERICAN LIFE/Madonna
     アメリカン・ライフ/マドンナ
2003. 4.24
約3年振りの新作。贅肉をとことん削ぎ落としたサウンドのせいか、ビビッドに歌詞が伝わって
くるようだ。曲作りのセンス、プロデューサーを選ぶ目の確かさ、見事なイメージ戦略等々は相
変わらず感心させられるばかり。正に傑作、としか言いようがない。
☆☆☆☆☆

0867 TURN IT ON AGAIN THE HITS/Genesis
     
2003. 4.30
意外だが、ジェネシス初のベスト盤。ヒット曲中心の選曲なので、80年代の曲が多いのは仕方
ない所だろう。さすがに出来はいいが、似たような曲が多くて聴き進むと飽きてくるのが難点。
個人的には、ピーター・ガブリエル時代の「アイ・ノウ・ホワット・アイ・ライク」が一番好き。
☆☆☆☆

0868 SHININ’ ON/Grand Funk
     輝くグランド・ファンク
2003. 5.10
『アメリカン・バンド』の大ヒットの余勢を買って発表された傑作アルバム。引き続きトッド・ラン
グレンのプロデュース。冒頭を飾るタイトル曲のカッコ良さには言葉もない。その他の曲も粒よ
りで、ややファンキーな雰囲気も素晴らしく、文句なしの名盤。
☆☆☆☆☆

0869 BIRDLAND/The Yardbirds
     バードランド/ザ・ヤードバーズ
2003. 5.10
なんと27年振り(!)の新作だとか。クリス・ドレヤ、ジム・マッカーティを中心にした現ヤードバ
ーズに、スティーブ・ヴァイ、ブライアン・メイなど多彩なゲストを迎えて制作された。過去の名曲
の再演が目玉だが、新曲の出来が良いせいで、現役バンドらしい勢いに溢れている。
☆☆☆☆☆

0870 SMILE/スガシカオ
     
2003. 5.16
ファンキーなサウンドに独特のボーカル、そしてシニカルな歌詞、とスガシカオ・ワールドが存
分に味わえる傑作。ややオタクっぽい作りではあるのだが、内にこもる事はなく開かれた感じ
がするのが、この人の凄い所だと思う。
☆☆☆☆

0871 GOLDEN☆BEST 原田真二/OUR SONG〜彼の歌は君の歌〜
     
2003. 5.24
1977年に3ヶ月連続でシングルを出すという衝撃的なデビューを飾った原田真二の代表曲を
網羅したベスト盤。ルックスのせいでアイドル人気が先行したが、実に才能豊かなミュージシャ
ンであり、その完成度の高いポップスは今聴いても色褪せていない。
☆☆☆☆

0872 MY PRIVATE NATION/Train
     マイ・プライベート・ネイション/トレイン
2003. 6. 7
今や全米を代表するバンドとなったトレインの3rd。良い曲を聴かせる基本路線に変化はない
が、プロデューサーのブレンダン・オブライエンと共作した曲がちょっと傾向の違う曲で、音楽性
に幅を持たせることに成功している。
☆☆☆☆

0873 EVERYTHING MUST GO/Steely Dan
     エブリシング・マスト・ゴー/スティーリー・ダン
2003. 6.19
グラミーを獲った前作から4年振りとなる新作。メンバーを固定したというタイトなバンドサウン
ドが実に心地よく、また楽曲のレベルも高く、かつての彼らを彷彿とさせるシニカルさも十二分
に堪能出来る傑作。新たなるスティーリー・ダンの代表作と言っていい。
☆☆☆☆☆

0874 SHERYL CROW LIVE AT BUDOKAN
     LIVE at 武道館/シェリル・クロウ
2003. 6.25
2002年10月の来日公演を、ほぼ完全にパッケージしたライブ盤。“武道館”と銘打たれたタ
イトルに郷愁を覚えるのは僕だけか。コンサートに行った人も行かなかった人も、リラックスし
た雰囲気だったシェリルのライブを十分に味わえる内容。
☆☆☆☆

0875 CLIMBING!/Mountain
     勝利への登攀/マウンテン
2003. 7. 5
アメリカン・ハード・ロックの草分け的バンド、マウンテンの1970年発表の2nd。曲の出来が今
ひとつ、という感はあるものの、レスリー・ウェストのギターを中心とした豪快なサウンドは、正に
アメリカン・バンドそのものだ。
☆☆☆

0876 SHINE ON BRIGHTLY/Procol Harum
     
2003. 7. 5
デビュー曲「青い影」が大ヒットしたプロコル・ハルムの2nd(1968年発表)。ゲイリー・ブルッカ
ーの黒っぽいボーカルとマシュー・フィッシャーのオルガンをフューチャーした独創的なサウンド
は、他の追随を許さず実に素晴らしい。大作「イン・ヘルド・トゥワズ・イン・アイ」は聴き物。
☆☆☆☆

0877 MAGIC THE VERY BEST OF OLIVIA NEWTON−JOHN
     
2003. 7.19
オリビアほど歌姫という言葉がふさわしい人はいないだろう。このベスト盤は「レット・ミー・ビー
・ゼア」から「ツイスト・オブ・フェイト」までの全シングル曲を網羅しており、彼女の可憐な歌声に
どっぷりと浸る事が出来る。プロデューサーのジョン・ファーラーの仕事振りも特筆もの。
☆☆☆☆☆

0878 VALENSIA’S QUEEN TRIBUTE
     クイーン・トリビュート/バレンシア
2003. 7.19
熱心なクイーン・ファンとして知られる、“オランダの貴公子”ヴァレンシアによるクイーン・カバ
ー集は、原曲を忠実に再現しつつも、彼独自のカラーも出た好盤である。シブい選曲に思わず
ニンマリという人も多いだろう。全てのクイーン・ファンにお薦め。
☆☆☆☆

0879 BLUE MURDER
     
2003. 7.30
ジョン・サイクス、カーマイン・アピス、トニー・フランクリンによるハードロック・トリオの1st(198
9年発表)。デビューにあたって自ら70年代回帰を宣言しただけあり、実にオーソドックス且つ
ドラマティックなハードロックが堪能出来る名盤である。
☆☆☆☆☆

0880 JEFF/Jeff Beck
     ジェフ/ジェフ・ベック
2003. 8. 6
1999年に『フー・エルス!』で復活して以降のジェフ・ベックは、約3年振りとなるこの新作でも
、デジタルな感触のギターインストを追求し続けている。若手とも積極的にコラボレートし、新し
いサウンドに挑戦し続ける姿勢は感動的ですらある。
☆☆☆☆

0881 THE WELL’S ON FIRE/Procol Harum
     ウェルズ・オン・ファイア/プロコル・ハルム
2003. 8.14
ゲイリー・ブルッカー、マシュー・フィッシャーを中心とした再結成プロコル・ハルムの、スタジオ
盤としては10年振りという新作。かつてのイメージは薄れたものの、ベテランらしい余裕と自信
に満ちた好盤であり、彼らが決して過去のバンドではない事を証明している。
☆☆☆☆

0882 HOTEL PAPER/Michelle Branch
     
2003. 8.26
アメリカン・ロック界期待の女性アーティストの2nd。曲作りのセンスとかすかに色っぽい歌声
は、確かに将来性十分。ジョン・シャンクスというプロデューサーも曲者のようだ。シェリル・クロ
ウが参加した「ラブ・ミー・ライク・ザット」が出色の出来。
☆☆☆☆

0883 WAR CHILD/Jethro Tull
     
2003. 8.30
『ジェラルドの汚れなき世界』『パッション・プレイ』と大作志向が続いた後のアルバム。先の2作
が大ヒットした割には難解だと言われたとかで、本作は短めの曲で構成されている。が、どの
曲も奇妙な統一感があり、組曲をバラしたような感じも受ける。
☆☆☆☆

0884 IN THE PURSUIT OF LEISURE/Sugar Ray
     レジャーでGO!/シュガー・レイ
2003. 9.14
現在大人気のミクスチャーバンドの新作。要するに何でもアリ、という訳で形にとらわれず、好
きな事を好きなようにやってる感じがとても良い。非常に楽しく聴けるアルバムである。スイート
の「愛が命」をサンプリングした「ミスター・バーテンダー」が実にカッコいい。
☆☆☆☆

0885 A SALTY DOG...PLUS/Procol Harum
     
2003. 9.23
1969年発表。ファンの間でもプロコル・ハルムの最高傑作と言われており、その評判に恥じ
ない素晴らしいアルバムである。曲も粒よりだし、ブリティッシュ・バンドらしい気品ある音作り
がたまりません。全ロック・ファン必聴の名盤!
☆☆☆☆☆

0886 WHILE YOU CAN/Lucy Woodward
     
2003. 9.23
こちらもアメリカン・ロック界期待の若手。これが1stである。奇しくもミシェル・ブランチと同じプ
ロデューサーだが、こっちの方がリフを生かした曲作りで、よりロック的なものを感じる。ライブ
にも期待出来そう。
☆☆☆☆

0887 COVERS COLLECTION/Lana Lane
     カバーズ・コレクション/ラナ・レーン
2003. 9.29
“プログレ&シンフォニック・ロックの女王”だそうな。アン・ウィルソンを彷彿とさせるド迫力のボ
ーカルは仲々のものだが、オタクっぽいプロデューサーの志向が強すぎるきらいがあり、本人
の意志みたいな物が見えてこないのが気にかかる。
☆☆☆☆

0888 僕たちの洋楽ヒット8 1975−76
     
2003.10. 4
1975年−76年といえば、僕が洋楽に目覚めた頃である。聴く物全てが新鮮だった頃のヒット
曲は、やはり今聴いても新鮮だ。「愛ある限り」「天使のささやき」「哀愁のヨーロッパ」と並ぶ中
に「リリー・マルレーン」があるのを見ると、より懐かしさがこみ上げてくる。
☆☆☆☆☆

0889 OFF THE WALL SPECIAL EDITION/Michael Jackson
     
2003.10.22
マイコーが1979年に発表したヒットアルバムに、デモテイクや関係者のインタビューなどを追
加したスペシャル・エディションである。ソウルでもロックでもない新しいブラック・ミュージックを
創造した功績は大きい。マイコー自身によるデモの完成度が高いのにもびっくり。
☆☆☆☆☆

0890 A TRICK OF THE TAIL/Genesis
     
2003.10.29
ピーター・ガブリエル脱退後の初アルバム。1976年発表。ジェネシスを音楽面で仕切ってい
たのはKeyのトニー・バンクスである事がよく分かる。いかにもプログレというシンフォニックな
曲と叙情的な曲とのバランスがとてもいい。
☆☆☆☆

0891 ARTHUR OR THE DECLINE AND FALL OF
     THE BRITISH EMPIRE/The Kinks
     アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡+10/キンクス
2003.11.11
1969年発表。ザ・フーの『トミー』がなければ、史上初のロックオペラ作品として、高い評価を
受けたであろう名盤。コンセプトの斬新さだけでなく、レイ・デイビスの書く曲もバンドアンサン
ブルも見事で非の打ち所がない。これもロック好きなら必聴。
☆☆☆☆☆

0892 NURSERY CRYME/Genesis
     
2003.11.21
1971年発表。ファンタジックな物語を歌うピーター・カブリエルとバンドの方向性が確立され
た、初期ジェネシスの代表作といっていいだろう。歌詞が分からないと、少々ツラい所もあるが
。今では使われなくなった『怪奇骨董音楽箱』という邦題も秀逸。
☆☆☆☆

0893 GREATEST HITS/Red Hot Chili Peppers
     
2003.11.21
実は20年近いキャリアを誇るレッチリの、ワーナー移籍後のベスト盤。腰にくるファンキーな
曲とアコースティックな泣きメロ曲とのバランスが見事である。見た目以上にクレバーで才能
豊かなバンドである事を再認識した次第。
☆☆☆☆☆

0894 EVERYBODY’S IN SHOW BIZ−EVERYBODY’S A STAR
     /The Kinks
     この世はすべてショー・ビジネス+2/キンクス
2003.12. 7
1972年発表。キンクス初の2枚組で、1枚目はスタジオ録音、2枚目はライブという構成。「セ
ルロイドの英雄」をはじめ相変わらず曲はいいし、キャバレーバンド風のステージが楽しめるラ
イブも文句なし。バカ騒ぎしているようでも、イギリス人らしいユーモアが感じられるのもいい。
☆☆☆☆☆

0895 REMIXED & REVISITED/Madonna
     
2003.12. 7
『アメリカン・ライフ』からのリミックス4曲にMTVアウォードでのパフォーマンス、『ベッドタイム・
ストーリーズ』のアウトテイクを収めたミニ・アルバム。アルバムよりゴージャスに仕上がったリ
ミックスもアウトテイクも素晴らしい出来で、商売上手いうか何というか、さすがマドンナ。
☆☆☆☆

0896 LIVE THE 1971 TOUR/Grand Funk Railroad
     1971ライブ/グランド・ファンク・レイルロード
2003.12.21
何故かお蔵入りになっていたグランド・ファンク全盛時のライブ音源が、2002年になって陽の
目を見た。とにかく凄いとしか言いようがない、凄まじいまでにテンションの高い演奏が聴ける
。グランド・ファンク最高!
☆☆☆☆☆

0897 僕たちの洋楽ヒット7 1973−75
     
2004. 1. 6
まだ洋楽に目覚める前ではあったが、この時期の曲も知ってる曲が多くて非常に懐かしい。特
に「マシンガン」「愛のテーマ」等インストが印象深い。また「エマニエル夫人」「エンターテイナー
」「チューブラー・ヘルズ」など映画音楽のヒットも多かった。やっぱりいい時代なのだった。
☆☆☆☆☆

0898 30TH STREET SOUTH/南佳孝
     
2004. 1. 6
南佳孝デビュー30周年を記念したベスト盤の決定打。多少の偏りはあるものの、ソニー時代
の代表曲はほとんど網羅されている。彼は昔から良い曲を書き、良質の音楽を作り続けてい
た。今からでも遅くはないので、南佳孝が一般の音楽ファンに認識される事を望むものである。
☆☆☆☆☆

0899 NEVER ACT/FREEWILL
     
2004. 1.10
京都を中心に活動するインスト・バンド。技術レベルは非常に高く、楽曲の構成にも非凡なも
のを感じさせる。静と動の対比、イメージを喚起させる音作り、空間系プログレとでも言うべき
シンフォニックな世界には、確固たるオリジナリティがある。今後注目のバンド。
☆☆☆☆

0900 THE VERY BEST OF SHERY CROW
     ザ・ベリー・ベスト・オブ・シェリル・クロウ
2004. 1.19
いつの間にか、シェリルもデビュー10周年を迎えていた。それを記念したベスト盤であり、や
はり初期の曲が多い。このベスト盤は彼女のキャリアを総括するものではなく、単なる繋ぎとし
て捉え、今後もさらに精力的に活動して、良質なアメリカン・ロックを作って欲しい。
☆☆☆☆