LPリスト

051〜100

051 AGAINST THE WIND
    /Bob Seger & The Silver Bullet Band

1984.12. 5
ボブ・シガーの代表作のひとつ。1980年に発表され大ヒットを記録した。基本路線は変わら
ず、R&Bやカントリーなどをルーツに持つアメリカン・ロック。ヒットしたタイトル曲は、彼の所信
表明のような内容で、やや臭いが感動的な名曲。
☆☆☆☆

052 STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS
    /Paul Simon

1984.12. 5
ポール・サイモンは、このアルバムでグラミー賞を受賞した。ニューヨーク録音で、スティーブ・
ガッド、リチャード・ティーら名うてのセッションマンをバックに、洒落た大人の音楽を聴かせる。
収録曲もタイトル曲をはじめ佳曲揃い、ファンでなくても必聴の名盤。
☆☆☆☆☆

053 ISOLATION/TOTO
    アイソレーション/TOTO
1984.12.28
『TOTOW』がベストセラーになった為か、かなりインターバルを置いて発表された5作目(19
84年)。この間にメンバーチェンジがあり、ボーカルとベースが交代した。前作とは違ってアッ
プテンポの曲が目立つ内容で、キーボード群とギターのバトルが聴き物。
☆☆☆☆

054 VOLUME ONE/The Honeydrippers
    ボリューム・ワン/ハニードリッパーズ
1984.12.30
ロバート・プラントが中心となり、オールディーズばかり5曲収録された覆面プロジェクトの唯一
のアルバム。これが成功したので、ホリューム2を作るという噂もあったが、結局出ていない。
ジミー・ペイジ、ジェフ・ベックらが参加した事でも話題になった。プラントのボーカルがいい。
☆☆☆☆

055 MADONNA
    バーニング・アップ/マドンナ
1984.12.30
マドンナのデビューアルバム。後の作品と比べるとややチープな作りだが、当時流行りつつあ
ったヒップホップなどもうまく取り入れ、またマドンナのボーカルも仲々魅力的で、素晴らしい出
来だ。「ボーターライン」のヒットからマドンナの伝説はスタートした。
☆☆☆☆☆

056 ELTON JOHN’S GREATEST HITS

1985. 2.18
1975年に出たエルトン・ジョン初のベスト盤。この年の年間アルバムチャートの一位になり、
当時の彼の人気の凄さを物語っている。収録曲は全てそれまでにシングルで出ていた曲ばか
りで、悪かろうばすがない。
☆☆☆☆

057 BORN TO DIE/Grand Funk Railroad
    驚異の暴走列車/グランド・ファンク・レイルロード
1985. 2.27
70年代前半ヒット連発だった彼らだが、このアルバムはヒットしなかった(1976年発表)。イ
ケイケのロックバンドから脱皮を計ろうとしたのが良くなかったのか。やや内省的な雰囲気な
がら、曲も良く素晴らしい仕上がりなのに。20世紀中にCD化すらされなかった不遇の名盤。
☆☆☆☆☆

058 CARIBOU/Elton John
   
 カリブ/エルトン・ジョン
1985. 2.27
1974年発表。正にこの頃飛ぶ鳥落とす勢いだったエルトンの絶好調ぶりが窺えるアルバム。
アイデア豊富でバラエティに富んだ作りだが、調子に乗りすぎてちょっと軽い感じもする。ラスト
2曲のピアノの弾き語りを聴くと、やっぱりエルトンだ、という気がしてほっとする。
☆☆☆

059 A NIGHT AT THE OPERA/Queen
    オペラ座の夜/クイーン
1985. 3.30
1975年発表、華麗で緻密でドラマチックなクイーンサウンドが頂点に達した傑作。一家に一
枚の名盤であろう。楽曲の素晴らしさ、凝ったアレンジ、見事な編集、どれをとっても素晴らし
いとしか言いようのないクイーン、そして70年代ロックの不滅の金字塔である。
☆☆☆☆☆

060 FRIENDS/Elton John
    フレンズ/エルトン・ジョン
1985. 5.23
エルトンが初めててがけたサントラ。何といっても主題歌が素晴らしいが、他の曲も映画のイメ
ージにぴったりで、サントラとしてもエルトンのアルバムとしても良い出来である。ポール・バック
マスターのアレンジもいい。全編‘田園’って感じ。
☆☆☆☆

061 HONKY CHATEAU/Elton John

1985. 5.26
エルトンはこのアルバムからバンドのメンバーを固定して、レコーディングに臨んでいる。ロック
色が強まったという声もあるが、僕に言わせればデビュー以来の叙情性はまだ変わっていな
い。ノリのいい曲は増えたけど。佳曲も多く、70年代前半では一番の出来。
☆☆☆☆☆

062 GOODBYE YELLOW BRICK ROAD/Elton John
    グッドバイ・イエロー・ブリック・ロード/エルトン・ジョン
1985. 5.26
エルトンの最高傑作、とこのアルバムを評する人は多い。が、僕としてはそんなに良いとは思
わない。これと次作の『カリブ』はどうもエンタテインメント性を追求し過ぎていて、聴いてて疲れ
るのだ。2枚組というボリュームもちょっと。いい曲は多いんだけど。
☆☆☆

063 MR.BAD GUY/Freddie Mercury
    Mr.バッド・ガイ/フレディ・マーキュリー
1985. 6. 2
クイーンの偉大なるフロントマン、フレディ・マーキュリーの初ソロアルバム。ディスコ調からお得
意のピアノ弾き語りバラードまで、クイーンでも垣間見られたフレディの世界がアルバム全体を
通して楽しめる。ソングライターとしての才能を再認識させられる傑作。
☆☆☆☆☆

064 EXTENSIONS/The Manhattan Transfer
    エクステンションズ/マンハッタン・トランスファー
1985. 6. 9
ジェイ・グレイドンをプロデューサーに迎えたマントラのポップ路線の第一弾がこれ。TV番組の
テーマを拝借した「トワイライト・トーン」がヒットし、しばらくはこの路線で行くことになる。遊び心
満載で、コーラスワークも見事、聴き応え十分である。
☆☆☆☆☆

065 TRUE/Spandau Ballet
    トゥルー/スパンター・バレエ
1985. 6. 9
個人的にはスパンダー・バレエは大したバンドではないと思っているが、このアルバムに限って
は別。全8曲捨て曲なし、歌も演奏も素晴らしい、彼らにしては突然変異的奇蹟の名盤である。
一枚だけとはいえ、歴史に名を残せて良かったのでは。
☆☆☆☆☆

066 FREE LIVE!
    
1985. 7.13
実に素晴らしいライブ盤である。フリーというと、どうも重苦しいイメージがあるが、このライブア
ルバムで聴ける彼らは、軽くはないが余裕の演奏を披露する。サイモン・カークのドラムも決し
て上手くはないがカッコいい。2曲収められたスタジオ録音曲がまた素晴らしい。
☆☆☆☆☆

067 ANDY GIBB’S GREATEST HITS
    
1985. 8. 1
1988年、30才の若さで亡くなったアンディ・ギブだが、その10年前にはヒットチャートを席巻
していたのだ。その頃のヒット曲を全て収めたこのベスト盤は、実に奥深いポップスの魅力が堪
能できる好盤だ。今聴くとちょっと悲しいけど。
☆☆☆☆☆

068 BLACK MARKET/Weather Report
    ブラック・マーケット/ウェザー・リポート
1985. 8. 3
マイルス門下生のジョー・ザビヌルとウェイン・ショーターが中心となって活動していたウェザー・
リポートは、狭い枠に捕らわれない斬新で刺激的な音楽を作り続けた。このアルバムは中期の
傑作で、全曲ではないがジャコ・パストリアスのプレイが聴ける。
☆☆☆☆

069 FANTASTIC/Wham!
    ファンタスティック/ワム!
1985.12.23
ジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの二人から成るワム!のデビューアルバム。これ
が一枚目とは思えない完成度には恐れ入るばかり。黒幕がいるのだろう、なんて誤解されて
しまうのも納得の出来映え。
☆☆☆☆☆

070 MAKE IT BIG/Wham!
    メイク・イット・ビッグ/ワム!
1985.12.23
ワム!はこのセカンドアルバムでアメリカ進出を果たし、3曲もの全米Y1ヒットを放った。前
作のファンキー路線から一転、ポップス色を強めまたしても素晴らしいアルバムを作ってしま
ったのである。売れるのは当然、なんていうと嫌味な感じだがこのアルバムに限っては納得。
☆☆☆☆☆

071 RIO/Duran Duran
    リオ/デュラン・デュラン
1986. 1. 6
初期のデュラン・デュランの妖しげなイメージが楽しめる、という点ではこのアルバムが一番で
はなかろうか。キャッチーなメロディ、デジタルなビートにファンキーなベース、そしてサイモン・
ル・ボンの声...。この頃のデュラン・デュランは良かったな。
☆☆☆☆☆

072 12 LINES U/南佳孝

1986. 1. 6
南佳孝のベスト盤。お馴染みの選曲だが、シングルのみの「羅針盤」、鈴木茂とのセッション「
そばかすのある少女」、そして「忘れられた夏」のシングル・バージョン、とレアなトラックが収録
されている事だけでも、このアルバムは貴重。
☆☆☆☆☆

073 TAKIN’ IT TO THE STREETS
    /The Doobie Brothers
    
1986. 1.28
トム・ジョンストン型とマイケル・マクドナルド型、2タイプのドゥービーの過渡期に当たるアルバ
ム。豪快さと洗練がうまく同居している。結局、ドゥービーのアルバムで一番出来が良いのはこ
のアルバムではないか、なんて思ったりする。
☆☆☆☆☆

074 LAST PICTURE SHOW/南佳孝
    
1986. 2.27
『冒険王』に続き、また松本隆と組んだ作品。映画フリークで知られる2人が好きな映画のタイ
トルを借り、古き良き時代にオマージュを捧げる、という趣向。タイトルを借りた映画と曲の内
容が必ずしも一致している訳ではないが、彼らの想いは十分過ぎる程伝わってくる。
☆☆☆☆

075 TIME/Culture Club
    
1986. 3.30
80年代前半、世界中のヒットチャートを席巻したカルチャー・クラブのシングルを中心に選曲さ
れたミニ・アルバム。この曲は確か、「君は完璧さ」に続く第二弾シングルとして、アメリカでは
出たような気がする。このバンドはとにかくベスト盤を聴いて欲しい。
☆☆☆☆

076 GREATEST HITS/Little River Band
    グレイテスト・ヒッツ/リトル・リバー・バンド
1986. 3.20
70年代後半から80年代前半にかけて、リトル・リバー・バンドはヒットチャートの常連だった。
これは1982年に出た彼らのベスト盤で、まさしく名曲の宝庫とでも呼ぶべきヒット曲の数々が
楽しめる。
☆☆☆☆☆

077 AEROSMITH

1986. 4.28
エアロスミスの記念すべきデビュー・アルバム。後にヒットした名曲「ドリーム・オン」が収録され
ていることでも知られている。後年の作品と比べると薄っぺらな音だが、若々しく勢いのある演
奏が非常に魅力的。スティーブン・タイラーの個性は既に確立されている。
☆☆☆☆☆

078 TUMBLEWEED CONNECTION/Elton John
    
1986. 4.28
エルトンのオリジナル・アルバムとしては3枚目にあたる。バーニー・トーピンの詩は西部劇に
題材を求めたそうで、音の方もカントリー・ロックのエルトン風解釈、といった趣。後に映画『狼
たちの午後』に使われた「過ぎし日のアモリーナ」は知られざる名曲。
☆☆☆☆☆

079 DON’T SHOOT ME I’M ONLY A PIANO PLAYER
    /Elton John

1986. 4.28
このアルバムからついに「クロコダイル・ロック」の全米Y1ヒットが生まれ、エルトンはアメリカ
でもトップスターとなった。アルバム自体も勢いがあり、曲も素晴らしく、野心とアイデアに満ち
た傑作といっていいだろう。このあとしばらく、エルトンは調子に乗りすぎという感じ。
☆☆☆☆

080 SHEER HEART ATTACK/Queen
    
1986. 5.10
クイーンの3作目。1975年発表。前作の一大ロックシンフォニーからやや方向性を変え、ポッ
プなアプローチになっている。「キラー・クイーン」のヒットが生まれた事も重要だが、『アビー・ロ
ード』さながらのB面の盛り上がりは圧倒的。名盤である。
☆☆☆☆☆

081 MOVING PICTURES/Rush
    ムービング・ピクチャーズ/ラッシュ
1986. 5.15
超絶技巧ハードロック・トリオのラッシュの1981年発表のベストセラーアルバム。こういうのが
アメリカで売れていた時があったのである。内容的には、ライブでの定番曲が多く収録されて
おり、代表作といっていいだろう。テクニックもさることながら、熱い演奏を聴かせる。
☆☆☆☆☆

082 ROMANCE 1600/Shiela E.
    
1986. 5.16
80年代半ば、歌手として「グラマラス・ライフ」のヒットを飛ばした女性パーカッション奏者のセ
カンド・アルバム。プリンスがバックについているせいか、ブラックともラテンとも言い難い独特
のファンク・ミュージックという感じ。非常にカッコいい。
☆☆☆☆

083 LOOKIN’ WONDERLAND/ルック
    
1986. 6. 4
デビュー曲の「シャイニン・オン君が哀しい」がヒットしたルックの2枚目。曲者が4人集まって出
来たバンドだけに、一癖も二癖もある斜に構えたようなポップスである。エンタテインメント性を
も追求しており、確かなセンスもあって、実に楽しいアルバム。
☆☆☆☆

084 A KIND OF MAGIC/Queen
    カインド・オブ・マジック/クイーン
1986. 6.25
このアルバムは当初『ハイランダー』という映画のサントラという話だったが、実際には映画に
使われた曲を含むアルバム。前作『ザ・ワークス』で既定路線を追求して売れたせいか、この
アルバムもそっちの方向。但し、新しい試みは随所に聴かれる。ブライアンが大人しい?
☆☆☆☆

085 CHICAGO GREATEST HITS,VOL.U

1986. 6.26
70年代前半と80年代にヒットメーカーとして君臨したシカゴだが、その間の70年代半ばのヒ
ット曲を収めたベスト盤。地味な時代かもしれないが、初の全米Y1になった「愛ある別れ」な
ども含まれ、結構いい曲多い。
☆☆☆☆

086 KATY LIED/Steely Dan

1986. 6.26
ライブ活動は行わず、スタジオでのレコーディングに命を賭けたスティーリー・ダンは、優秀なミ
ュージシャンを総動員し、実に完成度の高いアルバムを何枚も作った。このアルバムは内容も
さることながら、若き日のジェフ・ポーカロのプレイが聴けるという事でも思い入れが深い。
☆☆☆☆☆

087 WINGS GREATEST

1986. 6.26
ウィングス(というかポール・マッカートニー)の70年代のヒット曲をほぼ網羅したベスト盤。シン
グルのみだった「ハイ・ハイ・ハイ」「ジュニアーズ・ファーム」なども収録されている。まだ漏れて
る曲もあるのだが、フェイドアウトする曲は削除したという説もある。
☆☆☆☆☆

088 MAKIN’ THE POINT/Franke & The Knockouts

1986. 7. 5
偶然見つけたノックアウツ(おそらく)最後のアルバム。なんと、ここでのドラマーは現ボン・ジョ
ビのティコ・トーラス。そのせいでもないだろうが、ボン・ジョビの曲にそっくりな曲もあり、音の傾
向も似ている。正に80年代産業ロックといった音で、悪くはないが個性も感じられない。
☆☆☆☆

089 THE ORIGINAL SOUNDTRACK/10cc

1986. 7. 8
10ccの代表作にして最高傑作、という事になろう。なんてったって、あの超有名な「アイム・ノッ
ト・イン・ラブ」が入っているのだ。もちろん、この曲はアルバム全体のイメージに溶け込んでお
り、トータルアルバムとして素晴らしい出来映え。ロックファンなら必聴の名盤。
☆☆☆☆☆

090 BROTHERS AND SISTERS
    /The Allman Brothers Band
    ブラザーズ&シスターズ/オールマン・ブラザーズ・バンド
1986. 7.18
バンドの看板だったデュアン・オールマンを失ったオールマンズは、キーボードのチャック・リー
ベルを迎え、このアルバムを発表、ベストセラーとなる。元々カントリー志向の強いディッキー・
ベッツ大活躍で、豪快さに良い意味での軽みが加わった。「ジェシカ」は名曲。
☆☆☆☆☆

091 BREAKING HEARTS/Elton John

1986. 7.18
80年代のエルトンは70年代の華やかさはなかったものの、精力的にアルバムを作り、MTV
など時代の変化にもうまく対応して、安定した活動を続けた。1984年発表のこのアルバムで
は、渋いロッカーとしてのエルトンが聴ける。「サッド・ソングス」がヒットした。
☆☆☆☆

092 MELODY(O.S.T.)
    「小さな恋のメロディ」オリジナル・サウンドトラック
1986. 7.18
70年代に中高生だった者は、おそらくこの映画にハマったはずである。そして全編で流れたビ
ージーズの曲がまた印象的だった。このサントラもビージーズの曲とそのインスト版が適度の
バランスで聴け、映画の雰囲気を伝えている。
☆☆☆

093 MUSIC FROM THE EDGE OF HEAVEN/Wham!
    エッジ・オブ・ヘブン/ワム!
1986. 7.25
ワム!のラストアルバムだが、非常にグレードの高い前2作に比べ、どうもこのアルバムは既
発表曲の寄せ集めの感は拭えない。要するにファン・サービスってことか。新曲の「バトルステ
ーションズ」がプリンス風でカッコいいだけに残念。「ラスト・クリスマス」収録。
☆☆☆

094 安全地帯 W

1986. 7.25
「悲しみにさよなら」「碧い瞳のエリス」の2大ヒットを含むアルバム。ただ、この2曲が霞むくら
い他の曲の出来がいい。玉置浩二この頃絶好調だったのだろう。手堅い技術とセンスに支え
られた演奏もグッド。新手の歌謡曲とでも言いたい独特の世界。
☆☆☆☆

095 NINE TONIGHT
    /Bob Seger & The Silver Bullet Band

1986. 7.30
1981年発表、ボブ・シガーの2枚組ライブ。初っ端から圧倒的な演奏で聴かせる。観客の歓
声の入れ方がちょっとわざとらしいのがちょっと気になるが。これを聴いてボブ・シガーを見た
い、と思ったがまず日本には来ないだろうな、とも思った。で、いまだに実現していない。
☆☆☆☆

096 FULL SAIL/Loggins & Messina
    
1976. 8.16
あまり詳しくはないのだが、彼らの仲でも有名な作品だろう。「放課後のロックンロール・パーテ
ィー」が入っている。70年代半ば頃の特徴的なウェストコーストサウンドで、爽やかなハーモニ
ーが持ち味。ロギンスとはあのケニー・ロギンスである。
☆☆☆

097 YOU CAN’T ARGUE WITH A SICK MIND
    /Joe Walsh

1986. 8.19
あのジョー・ウォルシュがイーグルス加入と前後して出したライブ・アルバム。1976年発表。F
M番組用の音源らしいが、ドン・フェルダー、アンディ・ニューマークなど腕利きをバックに、ジョ
ー・ウォルシュのギター&ボーカルが炸裂する。アメリカン・ロックの名盤!
☆☆☆☆☆

098 FRENCH KISS/Bob Welch
    
1986. 8.19
フリートウッド・マック、パリスと渡り歩いたボブ・ウェルチが1978年に発表した初ソロアルバ
ム。彼にとって初めて商業的に成功したアルバムとなった。マック時代の曲をリメイクした「悲し
い女」は名曲。
☆☆☆

099 水の中のASIAへ/松任谷由実

1986. 8.19
個人的にはユーミンは80年代の頃が一番いいと思っている。このアルバムは4曲入りというこ
とで、やや地味な存在かもしれないが、冒頭の「スラバヤ通りの妹へ」なんて本当に素晴らしい
曲だ。タイトルや歌詞で東南アジア的なものを表現しているが、中味はやっぱユーミン。
☆☆☆☆

100 AMERICA IN CONCERT

1986. 8.25
70年代半ばにヒットを連発したアメリカは、しばらく低迷していたものの、1982年の「風のマ
ジック」のヒットで何とか復活した。このライブアルバムは「風のマジック」「渚のボーター」の80
年代ヒットを中心に、新旧のヒット曲で構成され楽しめる。
☆☆☆☆