LPリスト

101〜150

101 ANIMAL MAGIC/The Blow Monkeys

1986. 8.25
80年代に大勢いたUKソウルバンドのひとつ。シングルになった「ディギング・ユア・シーン」が
無茶苦茶気に入ってアルバムを買ったのだが、何か今いち。「ディギング〜」があまりにも名曲
過ぎるのか、他の曲の印象が薄い。
☆☆   

102 IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
    /King Crimson

1986. 8.28
コメントの必要もない、ロック界における最重要作のひとつ。聴いたり感じたり踊ったりする他
に、ロックを語る楽しみをファンに与えたと言われている。プログレなんて概念もなかったであ
ろう時代(1969年)にこれだけ壮大な世界を作り上げていた事自体が驚異。
☆☆☆☆ 

103 QUEEN U
    クイーンU〜ホワイト・クイーンとブラック・クイーンの啓示〜
1986. 8.28
クイーンの2作目であり、これを最高傑作と呼ぶ人も多い名盤。2ndにしてこの完成度、素晴
らしいとしか言いようがない。コンセプト、アイデア、全てが発表から30年近く経っても全く色褪
せていないのがとにかく凄い。コメント不能。
☆☆☆☆☆

104 ROCKOON/スクェア
    
1986. 9. 6
F1のテーマで有名なスクェアの初期の作品。後の伊東たけしのリリコンをフューチャーするスタ
イルがまだ出来上がっておらず、散漫な印象。フュージョンとしてデビューしたが、非常にロック
的なアプローチの演奏がこの頃の特徴だった。
☆☆   

105 DEEP PURPLE
    ディープ・パープルV
1986. 9.11
第一期パープル最後の作品。当然ハード・ロック・バンドとしての面影はまだなく、ジョン・ロード
のオルガンとロッド・エバンスのボーカルを中心とした幻想的かつサイケな世界が楽しめる。弦
楽四重奏を導入した「4月の協奏曲」など、その典型。
☆☆☆☆☆

106 FAHRENHEIT/TOTO
    ファーレンハイト/TOTO
1986. 9.14
TOTO6作目のアルバムでまたメンバー・チェンジ、ジョセフ・ウィリアムスがボーカルとなる。
凝った音作りは避け、シンプルなアレンジになっているが、かなり煮詰まってきている事が感じ
れるのが残念。マイルス・デイビス(!)がゲスト参加した曲はかなり異色で面白い。
☆☆☆

107 FLEETWOOD MAC
    ファンタスティック・マック
1986. 9.16
マックの代表作と言えば『噂』だが、その前作にあたるこちらの方が出来が良いように思う。曲
も粒揃いだし、3人のボーカリスト(ソングライター)の個性が非常にバランスがとれている。聴
きやすいけど軽くはないサウンドもグッド。名盤である。
☆☆☆☆☆

108 BUT SERIOUSLY,FOLKS.../Joe Walsh
   
 
1986. 9.16
ジョー・ウォルシュがイーグルス在籍中(1978年)に出したソロ・アルバム。「この人生に賭け
て」がヒットした。全体的にアコースティックな作りで、以前の豪快なイメージはないが、リラック
スした雰囲気と伸びやかな歌声が仲々いい。
☆☆☆☆

109 BAD COMPANY

1986. 9.25
70年代ロックを語る時、忘れてはならない名盤である。シンプルで力強くカッコいいロック。こ
れぞバッド・カンパニーが目指した物であり、今でも輝きを失っていない。B級バンドと言われて
はいるが、トレンドに流されない確固たるスタイルが感じられるのがまた素晴らしい。
☆☆☆☆☆

110 THREE HEARTS IN THE HAPPY ENDING MACHINE
    /Daryl Hall
    
1986. 9.25
ダリル・ホールにとって2枚目のソロ・アルバム。「ドリームタイム」がヒットした事で、やっぱりホ
ール&オーツ=ダリル・ホールなんだ、などと言われたりしたが、ホール&オーツとは違う魅力
に溢れており、聴き応えのある傑作。
☆☆☆☆

111 ROCK A LITTLE/Stevie Nicks

1986. 9.25
妖精スティービー・ニックス通算3枚目のソロ・アルバム。例によって複数のプロデューサーを
起用し、飽きさせずに聴かせる。打ち込み主体で前作よりロック色を強めているせいか、より
一層の説得力をもってボーカルが迫ってきて、ファンにはたまらない。
☆☆☆☆

112 THE ALLMAN BROTHERS BAND AT FILLMORE EAST
    フィルモア・イースト・ライブ/オールマン・ブラザーズ・バンド
1986.10. 4
ロック史上に燦然と輝く傑作ライブ・アルバム。これを聴かずにアメリカン・ロックは語れない、
と言っていいだろう。ツイン・ドラムを軸にしたバンドサウンドも素晴らしく、売り物のツインギ
ターも実にカッコいい。基本はブルースだが、そこにとどまらないスケールのデカさを感じる。
☆☆☆☆☆

113 WIPE THE WINDOWS,CHECK THE OIL,DOLLAR GAS
    /The Allman Brothers Band
    
1986.10.12
こちらは1976年、オールマンズが一時的に解散した直後に出たライブ・アルバム。当然デュ
アン・オールマンはおらず、代わりに演奏面ではチャック・リーベルのピアノが大活躍だ。『フィ
ルモア・イースト・ライブ』と比べると、リラックスしてる感じ。
☆☆☆☆

114 NEW YORK AT DAWN
    /Elbow Bones & The Racketeers
    ナイト・イン・ニューヨーク/エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ
1986.10.13
キッド・クレオールの息のかかったバンドらしい。MTVで見た「ナイト・イン・ニューヨーク」がア
メリカの阿川泰子、といった雰囲気でとても良かったので、アルバムを買ったら他の曲は大し
た事なかった。ポップスなのかダンスなのかジャズなのか方向性が不明瞭。
☆☆

115 TOO LOW FOR ZERO/Elton John
    
1986.10.22
1983年発表。久々に全曲エルトンとバーニーの共作で占められ、またかつてのエルトン・バ
ンドのメンバーが勢揃いしてのアルバム。「アイム・スティル・スタンディング」「ブルースはお好
き」など、現在でもライブの定番曲であるヒット曲も生まれた。
☆☆☆

116 HISTORY/AMERICA’S GREATEST HITS
    
1986.10.31
アメリカが全盛期だった70年代中頃のヒット曲を収めたベスト盤。爽やかでまろやかなハーモ
ニーやアコースティック・サウンドが堪能出来る。収録曲も名曲揃いで、駄曲なし。こういうのを
本当にベスト盤というのである。全ての音楽好きに聴いて欲しい一枚。
☆☆☆☆☆

117 THE BRUFORD TAPES
    
1986.10.31
イエスやクリムゾンで知られるドラマーのビル・ブラッフォードが結成したインスト・バンドのライ
ブ・アルバム。特殊な感性により生み出された複雑な曲を、軽々と演奏していくテクニックとセ
ンスには脱帽。ただ複雑なだけでなく、曲も非常に良く出来ている。
☆☆☆☆

118 TIME/レベッカ
    
1986.11. 1
大ヒットアルバム『レベッカW』に続くアルバム。残念ながら前作ほどのレベルには達していな
い。メジャーになった事で、自分達の趣味的な部分を前面に押し出したような感じがするが、曲
の出来が良くないのが致命的。前作の二番煎じみたいに作った方が良かったのでは。
☆☆

119 FIRE AND WATER/Free
    ファイア・アンド・ウォーター/フリー
1986.11. 3
英ブルース・ロックの雄、フリーの代表作。「オールライト・ナウ」がヒットしたが、この曲以外に
も佳曲が多く、特にタイトル曲のカッコ良さには言葉もない。ブルース特有の重たいノリはその
ままに、独特のフリー・サウンドを確立した感がある。
☆☆☆☆

120 HYDRA/TOTO
    
1986.11. 3
TOTOの二作目。ハイドラという神話に登場する怪物をモチーフにしたトータル・アルバム、と
いった趣。後のTOTOからは想像しにくいかもしれないが、ギターとキーボードの配分が良く、
シンプルながら重厚な音作り。曲も素晴らしい。傑作。
☆☆☆☆☆

121 TURN BACK/TOTO
    ターン・バック/TOTO
1986.11. 3
『ハイドラ』に続くTOTOの3枚目。1981年発表。今回はギターを前面に出し、ハードな音作り
となっている。この人工的なディストーションが本格派とやらの顰蹙を買ったが、こちらも前作
同様曲の出来が良く、実は良質なハードロック・アルバムなのである。
☆☆☆☆

122 FRAGILE/Yes
    こわれもの/イエス
1986.11. 3
ブリティッシュ・プログレの老舗イエス、といえば『危機』を押す人が多いだろうが、僕は断然こ
ちらを押す。「ラウンドアバウト」「燃える朝焼け」といったライブの定番曲もさることながら、メン
バーのソロによる小品が5曲収められているのが、いいアクセントになっている。
☆☆☆☆☆

123 LAYLA AND THE ASSORTED LOVE SONGS
    /Derek & The Dominos
    いとしのレイラ/デレク&ザ・ドミノス
1986.11.17
クリーム解散後、アメリカ南部音楽にのめり込んでいったエリック・クラプトンが結成したバンド
の唯一のスタジオ録音。名盤との誉れ高いが、個人的には割と基本に忠実なブルース・ロック
といった印象で、オールマンズのようなスリリングな部分が欲しかった所。
☆☆☆

124 NOTORIOUS/Duran Duran
    
1986.11.26
そして3人になってしまったデュラン・デュランの1986年作。ナイル・ロジャースをプロデュー
サーに迎え、よりファンキーなサウンドを目指している。それまでと比べると、割とまともになっ
てしまったような感じもあり、ちょっと物足りない。相変わらず、曲の出来はいいのだが。
☆☆☆

125 ICE ON FIRE/Elton John
    
1986.11.26
快調にヒットを飛ばした80年代のエルトンだが、このアルバムはこの時期最高といっていい
のでは。エルトンといえばピアノによるバラードだが、このアルバムにはそういうタイプの曲は
あまりなく、ノリのいいエルトンの歌声が若々しくて素晴らしい。
☆☆☆☆☆

126 LEATHER JACKETS/Elton John
    レザー・ジャケッツ/エルトン・ジョン
1986.12. 6
『アイス・オン・ファイア』に続くアルバムだが、あまり売れずエルトンの作品の中でも非常に
地味な物になってしまった。そんなに悪くはないのだけれど。前作の基本パターンをなぞるよ
うな感じなのだが、うまくいかない時はいかないのだ。
☆☆☆

127 LIVE MAGIC/Queen
    LIVE MAGIC/クイーン
1986.12.20
1986年、クイーンは大規模なヨーロッパツアーを敢行した。これはその時の各地の音源を
編集したクイーンにとっては2枚目のライブ・アルバム。例によって聴衆の盛り上がりがすさま
じい。結果的には、これがクイーン最後のツアーとなった。
☆☆☆

128 HOLD OUT/Jackson Browne
    
1986.12.26
このアルバムはジャクソン・ブラウンの代表作とは言われないだろうが、間違いなく最大のヒッ
ト作ではある。なにせビルボード・アルバムチャートで一位になったのだから(1980年)。当時
私生活も充実していたらしいブラウンの、珍しく明るい印象のアルバム。
☆☆☆

129 QUEEN

1986.12.26
記念すべき栄光のクイーンのデビュー・アルバム。確かにレッド・ツェッヘリンあたりの影響が
強いハード・ロックだが、クイーン印のギターサウンドやコーラスはこの時点で出来上がってい
る。フレディの声もこの頃は艶っぽくてよろしい。
☆☆☆☆

130 GRACELAND/Paul Simon
    
1986.12.26
いわゆるメインストリームでない、第3諸国の音楽を自分の音楽に積極的に取り込んできたポ
ール・サイモンが、南アフリカのミュージシャンと共に制作したアルバム。いわばワールド・ミュ
ージックの先駆けである。ベストセラーとなりグラミー賞まで受賞した。
☆☆☆☆

131 THE CARS GREATEST HITS

1986.12.28
70年代終わりから80年代半ばにかけて、時代を一歩リードした音楽性で活躍したカーズの
ベスト盤。発想の先鋭性が売り物だったバンドだけに、シングル曲も一筋縄ではいかないポッ
プセンスに溢れている。聴くべし。
☆☆☆☆☆

132 CAUGHT IN THE ACT/Grand Funk Railroad
    
1986.12.28
グランド・ファンク2枚目のライブ・アルバム。人気絶頂期(1975年)のライブ盤だけにヒット曲
満載、バンドもノリまくりで素晴らしい演奏が聴ける。3人組時代のライブ盤と比べると、ややま
とまりが良くなったようにも聞こえるが、決してテンションが落ちた訳ではない。
☆☆☆☆

133 JUMP UP/Elton John
    ジャンプ・アップ/エルトン・ジョン
1987. 1. 5
1980年前後、やや迷いがあるような作品を出していたエルトンだが、1982年発表のこのア
ルバムで吹っ切れた(と僕は思っている)。名曲「エンプティ・ガーデン」を生み、エルトン充実の
80年代はここからスタートしたと言っていいだろう。タイトル通り弾けている。
☆☆☆☆☆

134 DON’T SAY NO/Billy Squeir
    ハードライダーの美学/ビリー・スクワイア
1987. 1. 5
シングルでヒットした「ザ・ストローク」がもろクイーン風で、それもそのはずプロデューサーがマ
ックだった。このアルバムは1981年にベストセラーになったが、どうも面白くない。曲作りに問
題があるのではないか。
☆☆

135 EAT A PEACH/The allman Brothers Band
    イート・ア・ピーチ/オールマン・ブラザーズ・バンド
1987. 1.16
このアルバムのレコーディング中にデュアン・オールマンがバイク事故で亡くなった。2枚組の
一枚にデュアン抜きの録音、2枚目にデュアンの参加曲を収め、間にお家芸のジャム・セッショ
ンを挟む、という構成。タイトルが泣かせる「時はもう無駄にできない」は名曲。
☆☆☆☆

136 WE’RE AN AMERICAN BAND/Grand Funk
    アメリカン・バンド/グランド・ファンク
1987. 1.16
グランド・ファンクがトッド・ラングレンをプロデューサーに迎え、「アメリカン・バンド」の全米Y1
ヒットを放ったアルバム。間違いなく彼らの代表作だろう。よく練られたアレンジとタイトな演奏
が、彼らがアメリカを代表するバンドに成長した事を雄弁に物語る。
☆☆☆☆

137 MODERN TIME/吉川晃司

1987. 2. 3
80年代後半、日本の歌謡界においてチェッカーズ、CCBあたりと共にロック・アイドル的ポジ
ションにいた吉川晃司。単なるアイドルではなく、独自のスタイルを持った本格派に成りうる素
材であったが、レコードを聴くとあまりにも歌謡曲的ミックスにがっくり。
☆☆

138 JEFF BECK GROUP

1987. 2. 6
第二期ジェフ・ベック・グループで、ベックはよりファンキーなロックを目指した。その努力はこ
のアルバムで見事に開花したと言っていいだろう。この路線を続けていれば、さらに素晴らし
いアルバムが作れただろうが、結局これを最後に解散した。残念だ。
☆☆☆☆☆

139 SCARECROW/John Cougar Mellencamp

1987. 2. 6
このアルバム以降のジョン・クーガー(敢えてこう呼ぶ)は、なんだかシリアスなロッカーになっ
てしまって、どうも好きではない。。それまでのロックンロール大好きヤンキー兄ちゃん路線の
方がずっと良かった。彼には社会派の肩書きは似合わない。
☆☆☆

140 LIVING IN THE MATERIAL WORLD
    /George Harrison
    
1987. 2. 6
ジョージ・ハリスンのアルバムでは、最高傑作と言っていいのでは。少なくとも個人的には『オ
ール・シングス・マスト・パス』よりいいと思うけど。歌詞を見るとかなり抹香臭いらしいけど、ジ
ョージ特有の穏やかで優しい世界にどっぷり浸る事ができる。
☆☆☆☆☆

141 ALADDIN SANE/David Bowie

1987. 2.28
グラム時代のボウイのアルバムの中では『ジギー・スターダスト』に次ぐ評価を受けている。個
人的には「ジーン・ジニー」が大好きだったので買ってみた。他の曲は今いちという感じがする
。ストーンズの「夜をぶっとばせ」のカバーは最高にカッコいい。
☆☆☆

142 EMERSON,LAKE & PALMER

1987. 2.28
発表当時(1971年)は衝撃的だったのであろう、ELPのデビューアルバム。この人たち、どう
もテクニックやパワーにばかり目がいっていて、微妙なニュアンスが演奏に感じられないように
思う。「ナイフ・エッジ」みたいにカッコいい曲はあるんだけど。
☆☆

143 MORE/Pink Floyd

1987. 2.28
ピンク・フロイドが手掛けた映画のサントラ盤。この頃のフロイドは幻想的なサウンドと抽象的
な歌詞が売り物だったせいか、映画の仕事が多かったらしい。このアルバムを聴いただけで
は映画の内容までは分からないが、この時期のフロイドならではの雰囲気が楽しめる。
☆☆☆☆

144 DIAMOND/Spandau Ballet

1987. 2.28
スパンダー・バレエがまだダンス系バンドであった頃のアルバムで、通算2作目らしい。ヒットし
た「チャントNo.1」などはそれなりに聴けるものの、全体的にはパッとしないアルバム。B面で
やや幻想的サウンドに挑戦しているが、成功してるとは言い難い。
☆☆

145 ROCKY W(O.S.T.)

1987. 2.28
御存知シルベスター・スタローンの人気シリーズ第四弾のサントラ。A面2曲目に収録されてい
るジョン・キャファティーの「ハーツ・オン・ファイア」という曲が無茶苦茶カッコいい。この曲聴き
たさに買ったようなものだが、他の曲も良い出来である。
☆☆☆☆☆

146 READY OR NOT/Lou Gramm
    
1987. 3. 6
ボイス・オブ・フォリナー、ルー・グラムの初ソロ・アルバム。フォリナー関係の人は参加してい
ないが、この声があればフォリナーみたいなもん。それ程ルー・グラムのボーカルが圧倒的だ
。大した曲でなくてもボーカルがいいと良く聞こえるが、このアルバムは正にそれ。
☆☆☆

147 STAY WITH ME TONIGHT/Jeffrey Osborne

1987. 3. 6
ブラコン系は疎いのだが、ブライアン・メイが2曲でギターを弾いてるので買ってしまった。が、
それを抜きにしても仲々よろしい。しっとりと洒落た雰囲気が素晴らしい。ある時期のR&Bは
大人の為の音楽だったのだ、ということを認識させられる。
☆☆☆☆

148 CHRONICLE/Creedence Clearwater Revival
    クロニクル〜CCRグレイテストヒッツ20
1987. 3.12
タイトル通り、CCRのヒット曲が全て網羅されている。個人的にはそれほど熱心に聴いたバン
ドではないのだが、「プラウド・メアリー」や「雨をみたかい」といった超有名曲には、やはり時代
を越えて聴き継がれるマジックがある。
☆☆☆

149 THE SPICE OF LIFE/渡辺香津美

1987. 3.28
渡辺香津美がなんと、ビル・ブラッフォード、ジェフ・バーリンという変態リズムセクションと組ん
でのアルバム。予想したほど変態してる訳ではないが、でもそのテクニックと感性には圧倒さ
れる。香津美自身も気に入ったらしく、パート2も作られた。
☆☆☆☆

150 WHO DO WE THINK WE ARE!/Deep Purple
    紫の肖像/ディープ・パープル
1987. 4.18
パープルのアルバムの中では地味な扱いだが、ハードロックという様式の中から脱皮しようと
いう意気込みが感じられる名盤。これまでのパターンとはひと味違う曲が多く、リッチーのスラ
イドやジョン・ロードのロックンロール・ピアノが聴けたりなんかする。
☆☆☆☆☆